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新型コロナウイルス感染症の 「患者」数は29日連続で減少、約2万9千人に(6月15日現在)

新型コロナウイルス感染症ウォッチング451日目。
厚生労働省が公表した6月15日午前0時時点の数値をもとに見ていきます。

新型コロナウイルス感染症の「患者」数は29日連続で減少して約2万9千人に。
この1週間、平均で1595人ずつ減りました。
「患者」の実効再生産数は0.74。24日連続で1.00を下回りました。
この状況が続くと、6月20日には約2万4千人になると予想されます。

陽性者の数から退院した人と死亡した人を除いて求められる
15日時点の「患者」数は、前日から1849人減って2万8865人。
5月17日に7万6490人と過去最多となってから減少に転じ、
この29日間で「患者」数は4万7千人少なくなりました。

1週間のPCR検査陽性者数の合計は
5/19〜5/25に第4波で初めて前週から約7900人減の減少に転じ、
5/26〜6/1は2万4801人(約9200人減)
6/2〜6/8は1万7178人(約7600人減)
6/9〜6/15は1万2416人(約4700人減)で、
感染拡大は完全に峠を越え、減少が続いています。

重症者数の推移を見ると5月26日に1413人と過去最多となりましたが、
6月1日から15日連続で減少し、15日現在では827人となりました。
高齢者へのワクチン接種の効果が数字に表れたものなのか、
引き続き注視していきます。

感染力が強いといわれる変異株の感染の割合が高くなっています。
けれども、最も効果的な感染予防策は
飛沫感染を防ぐマスク、
手指などに付着したウイルスを取り除くための手洗い、
口に入ったウイルスなどを排出するためのうがいである
ことに変わりはありません。

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の効果がはっきりと表れている現在。
日常生活を通常に戻して経済活動を全面的に再開する道筋を
国民に示すことが政治の責務です。

それには、第3波、第4波を超える感染拡大に
十分に対応できる医療提供体制の整備が最大の課題です。
政府、国会、日本医師会、日本病院会などには、
実効性のある迅速な対応が求められています。

#新型コロナウイルス感染症を乗り越えよう

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