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私立大学の自律と大学職員への期待を考える[教育情報メールマガジン]No.137 2023/11/15

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株式会社シンクアップ
https://think-up.jp

教育情報ML No.137 2023/11/15

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このところ朝晩の気温がぐっと下がってきて、晩秋らしくなりました。
学祭は終了し、ツイートでも年内入試の話題がよく出てきています。

----《 目次 》------------------
1.大学・学校教育情報
2.シンクアップからのお知らせ

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1.大学・学校教育情報
(2023.11.04~11.11)
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過去約1週間のシンクアップ教育情報 @EduThinkupツイートから主要な情報をお届けします。

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1)データサイエンス・AI・理系拡充関連
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◆22023/11/7 17:10
https://twitter.com/EduThinkup/status/1721802361507881357

明学の情報数理学部の教員情報。
4名ほど「新任教員着任予定」 https://t.co/sT43g91uZB

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2)大学・学校教育関連
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◆2023/11/4 9:41
https://twitter.com/EduThinkup/status/1720602145060200637
参考事例は経営悪化を理由に13年に学校法人に解散命令が出され、閉校した創造学園大

私大破綻なら学生保護 文科省、他校へ円滑移籍促す - 日本経済新聞 https://t.co/kRQ8H8lJwe

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◆2023/11/4 12:33
https://twitter.com/EduThinkup/status/1720645346727260184

オーキャンは募集活動のイベントですが、学祭は比較的多くの学生が動き、保護者、同窓生、地域に開かれるので、その大学らしさが際立つかもしれませんね。

※戸板女子短期大学の澁谷太輔さんのツイートを下記の引用

「オファー受けて #相模女子大学 の学祭に行きました。
小中学生やベビーカーのファミリー、産学連携のお店も多数出店していて、さながら相模原Fesの大盛況。
「地域社会」「ファミリー」「ファン作り」目指すべきは2、3年後の目先ではなく20年先の大学存続も見据えたブランディングのヒントになりました。
#大学ブランディング #街を巻き込む学祭」

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◆2023/11/9 11:17
https://twitter.com/EduThinkup/status/1722438303348318697
月刊広報会議2023年12月号の連載、大学広報最前線は神戸女学院大学「敷居が高いイメージを一新する活動でオープンキャンパス動員数が大幅アップ」
入学センター・広報室 三枝卓馬さん

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◆2023/11/8 11:04
https://twitter.com/EduThinkup/status/1722072454083076116

以下連続ツイートした文章を掲載します。

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私立大学の自律と主体性ー事務職員に期待すること(教育学術新聞2023/11/1付)
京都外国語大学 山崎その氏より

「幸せな家族はどれもみな似ているが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」(トルストイ)だが、大学経営は正反対」

「経営がうまくいっていない不幸な大学はどれもみな似ているが、幸せな大学にはそれぞれのうまくやる形がある。」

「求められたことには漏れなく対応し、良いと言われることもできる限りすべてやっているのに、これという経営改善の糸口を見つけられないでいる真面目で一所懸命な大学がある。小規模、地方、単科、女子大のリスクは確かに高いがそうでなければ安泰というわけにはいかない。」

「大学は自らの判断と行動で、それぞれの幸せの形を見つけるしかないのだろう。」

「政府や社会に対して自律した経営行動をとっている大学が、組織的にも自律しているかといえば必ずしもそうともいえない。(略)教員や職員には何の権限も与えられず、ただ理事長の言いなりになっているだけだとしたら、その大学は自律した組織といえるだろうか。」

「事務職員における自律とは(略)「一から考え直す」という行動になる。規則や常識、思い込み、さらには自信の経験も一旦、脇に置き、位置から考え直して仕事を決められることである。これは事務職員にとって簡単なことではない。」

「事務職員の日常業務はすでに在るものに対してwhyやHowを考え、行動している。しかし自律に不可欠な主体的であるためにはwhatから考え直さなければならない。これが「一から考え直す」ということ。」

「大学が不幸にならないためには自律が不可欠。しかし、自律しているからといって必ずしも幸せになれるわけではない。(略)合理的に意思決定できない問題が増え、大学は今後ますます状況依存的にならざるを得ない。」

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2.シンクアップからのお知らせ
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本メールマガジンのバックナンバーは、下記のnoteにまとめています。
適宜ご活用ください。

https://note.com/think_up

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