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【企画参加・おかわり3杯目】日本の夏、ビッグ・ウェンズデーな夏

チェーンナーさんの企画に参加させて頂きます、おかわり3杯目です😆。

朝の通勤で、学生たちの姿が目につくようになると、暦の上で夏も終わりだなぁと思います。
まぁ、暑い日はまだまだ続きそうですが😅

学生時代、夏休み前は40日ぐらいある夏休みは永遠のような日々に感じられましたが、終わりが近づくとあっという間だった気がします。
モラトリアムな時間というのは、そんなものなのかもしれません。

モラトリアムの終わりを描いた映画として思い出すのが、1978年の米映画、『ビッグ・ウェンズデー』です。

アメリカ西海岸、カルフォルニアの街で、毎日バカなことをやって喧騒に包まれた日々を送り、水曜日にやって来ると言われる伝説の大波、『ビッグ・ウェンズデー』を待ち続けるサーファーの主人公たちは、まさにモラトリアムな若者の姿でした。

しかし、『ビッグ・ウェンズデー』が来ることはなく、モラトリアムの季節は終わりをつげ、ベトナム戦争へと主人公たちは駆り出されて行きます。

数年後、ベトナム戦争で戦死する者、生還し分別のついた大人になり家庭を持つ者、町から去って行く者、若者たちはそれぞれの人生を歩みます。

そして10年以上が過ぎたある日。ついにやってきた伝説の大波『ビッグ・ウェンズデー』。
主人公たちはかってのモラトリアムの日々の残影を見出したのか、『ビッグ・ウェンズデー』挑もうとむかって行きますー。

それは少年の日の輝きを再び取り戻すための儀式であったのかも知れません。

1978年。アメリカがベトナム戦争の敗北から立ち上がり再び自信を取り戻そうとしていた時期になろうかと思いますが、これはアメリカという国の少年期の終わりと挫折・再生を暗喩しているのかなと感じました🤔。

ところで、この映画以降、『ビッグ・ウェンズデー』という言葉が、サーフィンの大波を表す言葉として使われるようになったのではないかと思います。

ということで、ビッグ・ウェンズデーな80'sサマーソングを、かってモラトリアムな時代を送った人々へ😆


Surfside Drive [杉真理]

まずは、杉真理さんの「Surfside Drive」😆。
杉さんのサマーソング定番の1曲です。



あの娘のビッグ・ウエンズデー  [伊藤銀次]

2曲目は伊藤銀次さんの「あの娘のビッグ・ウエンズデー」。
タイトルにビッグ・ウエンズデーが入ってますが、今の人にはピンとこないワードかもしれません😊


想い出のビッグ・ウェンズデイ [川島なお美]

最期の3曲目は、杉真理さん楽曲提供、川島なお美さんの「想い出のビッグ・ウェンズデイ」。
川島なお美さんも、20代の頃は杉さんの提供曲などを歌われてましたね😆


この時期になってから、ようやく夏休みの宿題に本腰をいれるのがお約束だったなぁ😆。

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