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会計の問題も障害者の問題も同時に取り組んでみた ―ThinkLedgeサービス―

どの業界でも何かしらの課題を抱えているのが世の常。
THINK-DO.BEも「会計業界の課題」と「障害者の就労継続支援施設の課題」について問題意識をもっています。

今回は、THINK-DO.BEが考える問題意識と、それの解決策として掲げる新事業のお話です。


 

会計業界が抱える課題

従来の会計事務所では、お客様から毎月会計帳簿を預かり、それを会計ソフトに入力し、数字をまとめて報告するという流れが一般的でした。
この方法は基本的なものですが、新規のお客様が増えるたびに入力業務が増加し、結果的にお客様への対応がおろそかになりがちでした。
これにより、訪問できるお客様とそうでないお客様との間でサービスの質に差が生じてしまいます。

この問題は、入力担当者個人の集中力不足や能力の問題として片付けられがちですが、それは表面的なものに過ぎません。
そもそもの業務プロセス自体に根本的な問題があるため、業界全体での再構築が必要なのです。

本来、会計事務所のサービスの価値はお客様に対して数字の分析を行い、その結果を報告することにあります。

しかし、多くの時間を会計帳簿の入力ばかりに費やしてしまうため、お客様に直接対応する時間が充分に取れず、業務のシステムの改善が求められていました。

従来のシステムのままでは、担当者は入力業務を一所懸命頑張る一方でお客様からはそういった姿は見えないため評価されにくく、肝心な数字も届かないので、お客様の不満は膨らむばかり。

担当者としては、お客様から評価されないことに一所懸命取り組まないといけないことはとても悲しいものです。


会計業界としても、こういったことは問題視されて、「製販分離」というアプローチが取られました。
これは、入力業務(製造)と月次報告(販売)を別々の担当者が行うことで、それぞれの業務を専門化し、効率を高める取り組みです。
この分離により、入力業務に特化した効率的な方法が求められ、新技術の導入が進んでいます。
新たなテクノロジーとして、クラウド会計やフィンテック等が開発されてきました。

ただ、日本の商取引きは様々な形態があるため、デジタル化が進んできたとはいえ、会計業務の完全なデジタル化はまだまだ時間がかかりそうです。
現時点では、業務の一部をデジタル化することで効率化を図るのが現実的な解決策となっています。


障害者の就労継続支援施設に見られる課題

THINK-DO.BEの代表である松田の両親には障害があります。

父は脳梗塞で倒れ、左半身が麻痺し、現在は就労継続支援B型事業所で働いています。
母は糖尿病による合併症で心臓の手術を受け、今はベッド生活をおくっています。
日々身近にいる両親の生活を見ながら、その不便さやそれを支える周りのサポートの大切さを身に染みて感じています。
こういった背景から、松田は就労支援について関心を持つようになりました。

20代から取り組んだボランティア活動を通じて、障害を持つ人々と直接触れ合い、障害者の暮らしの実態や抱える問題を学んできました。
その中でも特に、就労継続支援施設での継続的な役務の提供が難しいことを大きな課題として感じたのです。

就労継続支援は、障害者の方が一般企業などで働くことが困難な場合に障害にあわせて就労訓練を行う制度になります。
このサービスを提供する施設は、各々に適切な仕事を用意する必要がありますが、実際には軽作業が中心で、継続的な仕事を確保するのが難しいのが現状。
施設を運営する側も、新たな仕事を常に探している状況にあります。

この問題をどう解決できるか考えた末、会計業務を請け負う企業として、障害者の就労継続支援施設の課題を解決できないかと考えを巡らせました。

会計業界の抱える課題と就労継続支援施設の抱える課題。
この二つの課題に対して何ができるのか。
そんな思いから創りあげたものがTDBが提供するThinkLedgeサービスです。

2つの課題に対する解決策としての“ThinkLedgeサービス”

ThinkLedgeサービスは、以下のプロセスで成立させる記帳代行サービスです。

皆様の経理業務を是非私たちにアウトソーシングしてください。
お客様が他の業務に使える時間をより多く確保できるようにいたします。
また、お客様企業も社会貢献に参加することにもつながります。

課題を解決するサービスを創る

社会貢献 + ビジネス = イノベーション

これが、私たちTHINK-DO.BEのヴィジョンとなります。

THINK-DO.BE  HP:https://www.think-do-be.jp/
THINK-DO.BE
公式X:https://twitter.com/THINKDOBE250584


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