「えーーーっ!?」を放置する教員は要らない

子どもたちは教員の発言に対して様々なリアクションをするが、
その中でも「えーーーっ!?」というリアクションは定番だ。

つまり、自分の意に反した教員からの提案に対して、ネガティブな反応として「えーーーっ!?」を使っているわけだ。

文章の体裁を整えるために「えーーーっ!?」としているが、
本当は「えーーーーーーーーーーっ!!?」である。

教員の中には、このリアクションをさせたいがために、わざと意表を突く者もいる。
そして、そのような教員はこの「えーーーっ!?」というリアクションを受けてニヤニヤしている。

意図的に引き出したリアクションならまだよいが
子どもたちは至る所でこの「えーーーっ!?」を使う。

「今日の校庭での体育は雨で中止です。」
「えーーーっ!?」 

「この時間で課題が終わらない場合は宿題にします。」
「えーーーっ!?」

「明日は漢字のテストをします。」
「えーーーっ!?」

「遠足の日は、いつもより15分早く登校してください。」
「えーーーっ!?」

こんな具合に、1日中言っている。
そして、多くの教員はこのリアクションをスルーして先にすすめてしまう。

しかし、良く考えていただきたい。

一体何が「えーーーっ!?」なのか?

雨であることは明白であり、今までも雨の日に体育ができないことはわかっているはずだ。

宿題になるのが嫌なら、時間内に終わらせれば良いだけだ。

「絶対に100点をとりなさい」と言っているならまだしも、漢字の勉強が嫌なら、やらなければ良いだけだ。

15分早く登校できないなら、遠足に参加しなけらば良いだけだ。

何に文句を言っているのか、なぜ私が文句を言われなければならないのかが全く意味不明だ。

にも関わらず、このリアクションを普通にスルーできる教員も意味不明である。

これは絶対に許してはならない。
なぜなら、この「えーーーっ!?」は、与えられることが当たり前になっている証拠だからだ。

おそらく、このような子どもたちは家庭でも

「○時よ!早く起きなさい!」
「うるさいな〜」

「今日の晩ごはんはカレーよ」
「えー!?またー?」

と文句ばかり言っているはずだ。

朝起こしてもらえることも、ご飯を作ってもらっていることも当たり前になっているから文句が言えるのだ。

これが良いはずはない。

子どもたちの「えーーーっ!?」は危険信号である。
即座にやめさせ、そのリアクションがどれだけ馬鹿げているかを教えるべきである。

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