my new gear…,Hasselblad X1D-50c
Leica M10 Monochromを手放したという話ですが,実は続きがありまして…
一旦,Leicaから離れて,他の視点を持ってみたいと思い至ったところから始まり,一先に思いついたのが中判デジタルだった.
そのときに候補に上がっていたのは,富士フィルムのGFXシリーズ,LeicaのSシリーズ,そして…,Hasselbladとなっていた.
ただ,ここですごい悩んでしまった.
「Leicaから離れて〜と思ったのに,結局LeicaのSシリーズ?!しかも価格が…」となっているし,「富士フィルムかあぁー,絵作りは良いところはあるんだけれど,操作がな〜〜〜〜」にもなっていたし,「Hasselbaldかぁー,なんか畏れ多いっていう気持ちが大きいんだよなぁー」ってずっとごねていた.
そんな時,DNGのやまけんさんが長野県の車山へ連れ出してくれて,日の出を眺める機運があった.
その時に,やまけんさんのカメラを触らせてもらったが,「これが…,中判…!」って驚愕していた.
じゃあ,もうHasselbladをなんとか持ち歩けるようにしたいなって密かに脳内の片隅で考えながら,研究のことを考えたり研究作業を進めたりとありきたりの生活を過ごしているうちに,新宿の防湿庫に手を出しやすい価格帯の中古品が仕入れていたと偶然知ってしまい,気づいたらもう既に手を出していた.
そんなわけで,Hasselblad X1D-50cを相棒として迎えることに.
Hasselblad X1D-50c は,Hasselblad X システムの初世代モデルとなっていて,中判デジタル界隈だと世界初だと言われているらしい.
それもあってなのか,使っていくうちに,操作UIは気にならいが,下記の事項が結構気になってきた.
電源を入れる際の立ち上がりが少々時間かかる.
→ Leica M10系の立ち上がりがあまりにも良すぎて,そこに慣れてしまった弊害かもしれないシャッターを切ったあとに,写真が画面に表示されるまでのタイムラグが結構ある.
→ Leica M10系,他のメーカーでも,シャッターを切ったら画面に表示されるのがそこまで気にならなかったが,ワンテンポ置いて待たないのがたまにイラついてしまう.iPhoneのAppが,古いバージョンの方しか対応されていなく,新しいバージョンには対応されていない.
→ 古いバージョンだとデータを読み込む,テザー撮影みたいにリモート操作ぐらいしかできないので,新しいバージョンみたいにデータを読み込んで少々現像するとかができない.
まあ,これも中判デジタルの修練の一環と思い込んで受け入れよう.
というわけで,撮って出しのを何枚か作例にあげて終わります.
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