理学療法士の年収を上げる方法① 〜職場を変える〜

こんにちは、ぴーてー君です。
今回から、年収を上げる方法をいくつか書いていきます。
特別なことでは無く、私がやってきたことです。

今回は、その1つ目の方法。
この方法は条件やタイミングが揃えば一番手取り早く年収を上げられる方法です。

もうわかっている人も多いでしょうから、スバリ!
給料が高い職場に変えることです。

「なんだそんなことかぁ。」と思うかもしれませんが、向こうがこれだけ出すといっているので話が早いです。

また、これにはいくつか注意点が必要ですので、以下に書いていきます。

私の、理学療法士初めての職場は、回復期病院でした。
年収は340万円で昇給は1000円。月の手取りは18〜19万円ほどでした。
残業となることはありましたが、全てがカウントされるのではなく課長の裁量でこの人は何時間と言ったような残業代のつき方でした。当時は、この事については特に何も考えていませんでした。みんな同じような感覚だったようです。

昇給は1000円ですから、10年働いても月給は1万円、年収は12万円しか上がりません。
30代で350万円、40代で360万円、MAX60代で年収380万円と言ったところでしょうか。ラッキー確変が起きても400万円いかないでしょうね。

入職して3年経ったころ結婚を考えました。
結婚したら、子供ができたら、いろいろかかる生活費を簡単に計算してみました。

・・・・・・。

えっ!!?生きていける?
奨学金もまだまだあるし・・・。

彼女もガッツリと働ける保障はありません。私もです。
もし、長く働けなくなったら保障はありますが給料に対しても割合なので、年収が低いとその保障もさらに足りないでしょう。

脳外科専門だったこともあり、整形外科か循環器系の病院に興味があったので求人情報を目にしました。

安い求人、高い求人いろいろありましたが、当時の給料は低い方でした。
うすうす気づいていましたが、完全に世間知らずの能天気で向き合っていませんでした。

先輩や恩師に相談して悩みましたが、まだ何かに挑戦したいお年頃でしたので、リハビリは指名制である外来専門の整形外科クリニックにしました。

その転職はうまくいき、雇ってもらえる事になりました。
年収は340万円から390万円に上がりました。

その整形外科では、年俸制でもらっていたので、そのことも勉強になりました。

年俸制の良いところは、基本給が高くなりやすく、
ボーナスなど不確定要素に左右されにくくなります。

当たり前の事ですが、月給は必ず支払わなければいけませんが、ボーナスを払わなかったからと言って法人は責任を取る必要はありません。年俸制はボーナス込みの想定で契約すれば、よほどのことが起きなければ減ることはありません。

職能給や調整手当の割合が大きいところは注意が必要かもしれません。

おまけで、他の職種が月給+ボーナスで成り立っている場合、何もないのは可愛そうだからといてボーナス時期にお小遣い程度のお金をもらうことがあります。1万円や2万円ですが、もともとなかったものですから、ラッキーです。

そして、一番重要なことは、この転職で給料の水準が上がったことです。
390万円に上がったことで、その後転職するときに390万円以上で給料交渉することができるし、頑張りを認められれば400万円以上に持っていけます。

前の職場で定年前の年収として想定されていた額を余裕でクリアしました。

その後、様々な理不尽に巻き込まれて2年足らずで整形外科クリニックを退職する事になりますが、
・上がった年収
・1日22人の外来をこなしてきた経験
・痛みに対する問題解決
この経験が威力を発揮していきます。

〜まとめ〜
 給料が水準より低い場合は、今より給料が高い職場に転職することが一番確実です。前の職場でやってきたことを入職試験で十分に評価してもらうのは至難の技です。

また、転職するときに注意すべき点もありますので、それは改で記事にします。

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