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11月1日、紅茶の日の推し紅茶

11月1日は紅茶の日!という事で推し紅茶をご紹介します。

紅茶の日については、日本紅茶協会のHPをご覧ください。

(2023.11.11確認)


ご紹介するのはこちら。


「不思議の国の紅茶」

商品名からしてあの『不思議の国のアリス』モチーフの紅茶だと分かります。
アリそうでなかったネーミング(商標登録済みです)。

パッケージもアリス!
しかも、カラー!

普段行かないスーパーの輸入食料品売場で発見し即買い!

フレーバーが数種類あります。


「ブレックファストティー」


「アフタヌーンティー」



「マサラティー」


「アールグレイティー」



「アリスグレイティー」


「 アリスグレイティー」のみ『不思議の国のアリス』ではなく、ハンプティ・ダンプティが出てくる『鏡の国のアリス』の挿絵が使われています。

並べてみると、アリスはこちらに背を向けている絵が多い。正面を向いている姿は、『不思議の国』ではブタの赤ちゃんを抱っこしている絵くらいかな。



パッケージだけでなく、実は中にもアリスがいます。


この腕組みしているアリスは、ハートの女王と対面した場面から。


ティーバッグのタグにもティーカップが!

帽子屋のお茶会で使っているティーカップからかな。

しかも裏には「DRINK ME!」て書いてある!


てっきり無味乾燥なタグだと思っていたので、こういう芸が細かいところは嬉しい。
更に、パッケージと中の小袋も同じ色で揃っています。


お味も、どれもおいしい。
が、「マサラティー」のみ飲んでいません…。
シナモンなど香りの強い香辛料が苦手なもので…。得意な方は美味しく飲んで下さいね。

パッケージが侯爵夫人なのは、あの胡椒だらけのお家に住んでいる姿から香辛料をイメージしているのかな、と中身と外見の細かい統一感を発見して嬉しい。


「アリスグレイティー」は、オリジナルブレンドで商標登録されています。「アールグレイティー」よりも華やかで爽やかな感じ。



アリスグレイ、と聞くと実はこちらのアリスを思い出します。

「アリス・グレイの肖像」
ジョン・エヴァレット・ミレイ
新潟県立近代美術館/新潟県立万代島美術館 蔵


お洋服の茶色とグリーン、真珠の白、アリスのグリーンの瞳が美しい。意志が強そうな眼差し。

ラファエル前派のミレイとルイス・キャロルはヴィクトリア朝の同時代人。
こちらのアリスも、2つのアリスの物語を読んだかも知れません。


アリスが参加した帽子屋のお茶会ではどんな紅茶を飲んでいたのかな。