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夢を叶えるためには、大きなことより、むしろ日常の些細なことが大切。


イエローハットの創業者であり、
NPO法人「日本を美しくする会」の
相談役でもある
鍵山秀三郎さんの御言葉をご紹介します。


目の前の好都合こそ正しく、幸せにつながると勘違いしている人たちは、好都合の条件ばかりにとらわれてしまう。だから、世の中全体が自分勝手になってきたわけです。

最近は何でも比べたがるようになりました。たとえば、自分があるものを持っていても、隣の人がもっといいものを持っていると、自分がみじめに見えるのではないかと気にします。おかしなことに、自分が持っているものに目がいかないで、いつも人の持ち物にばかり目を奪われるのです。まるで、獣が獲物を狙うかのようです。

残念なことに格差は開きつつあります。しかし、そこで諦めたり、へこんだりしてはいけません。そもそも格差はけっして悪いことではなく、憎む必要もありません。格差があるから挑戦していこうという人も出てくるのです。みんなが完全に平等だったら頑張る人はいなくなるでしょう。

いつの時代も異端な生き方は、人から理解されるようになるのには時間がかかります。私がやってきた掃除は、いま学校関係者のなかでその重要性が理解され、教育活動の一環に取り上げるところが増えてきましたし、地方自治体などでも注目するようになりましたが、社会に認知されるようになるまで30年かかっています。それもやっと理解され始めたというところです。それほど時間がかかるものです。

社会のルールに反しなければ事業が成立しないのであれば、そんな会社はないほうがいい。私は自分の子供にしても、有名大学を出てエリートになって欲しいとは思っていません。その社会のルールに反したような生き方はしてもらいたくない、ただそれだけですね。有能であって人に迷惑をかけるくらいなら、無能で人に迷惑をかけない人になって欲しい。これが私の基本的な考え方です。

世間一般では、一流大学を出た人がエリートとしてもてはやされていますが、私は全くそういうものに価値を認めません。いい習慣をどれだけもっているか、それが私の一つの価値基準です。

私が若者たちに言いたいことは、自分自身を個人として確立して、自分で自分の将来をつくり出すんだという意識を持つことです。そのために、今年、今月、今日、何を努力するのかを自分で決めるよりしかたがないのです。

大切なことは、学びを得たらそれを生かす努力をすること。

少しでも世の中をよくしていくために大切なことは、人と人が直接触れ合って、お互いに感受性を高めるということに尽きる。

夢を叶えるためには、大きなことより、むしろ日常の些細なことが大切。



今日、多くの人が
目の前のキラキラしたものに気を奪われて、
大切なことが見落とされて
しまっているように感じます。
良い大学、良いスタイル、
すぐに目に見えて他者から評価されるもの
ばかりを追い求めているように思います。
評価されようと、されまいと、
誰かが見ていようと、見ていまいと、
真心を込めて、仕える、与えるということが
人格を豊かにするために
大切なことではないでしょうか。
日本には教科書にも載らない、
表に出ていない影の英雄が沢山います。
自らの功績を誇ることもなく、
淡々と人のため、世のために、
成すべきことを成していく。
これが日本人としての美徳としてありました。
本当に大切なことは目に見えてすぐに人から
評価されるものではありません。
それを周りの幸せのために
誠心誠意、コツコツと積み重ねていく。
日本人が昔から培ってきた
その精神を大切にしてほしいと願います。



美しい日本精神を取り戻すために
取り組ませて頂いています。
少しでもご関心がある方は
是非、ご覧ください。
お待ちしております。


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