マガジンのカバー画像

カフェ・ラテについて

34
運営しているクリエイター

記事一覧

チョコミント

今日はnoteを書けそうにないので、『チョコレートミントラテ』も始まった 事ですし、去年書いたやつを再掲載しようかと。 では。 今日は『チョコレートミントラテ』が何で生まれたのかを書こうかと思います。 まず、正直に言うと僕はチョコミント味の物をほとんど食べません。 というのは、物心ついた頃から、母に刷り込まれたのです。 たしか小学校低学年の頃、夏になると近所のプールによく行ってました。 プールに行った時にプール以上に楽しみだったのが『セブンティーンアイス』で。

値上げについて

遂にうちにもきました。 逃れる事は出来ませんでした。 カップやリッドなどの資材は倍。 フレーバーシロップは約20%。 東京牛乳も約15% 電気代やその他もろもろは10%ほど。 お店が始まった時の消費税は8%で、今は10%。 7年間、値上げをしてこなかったんですが、もう削る身がありません。 という事で、2023年から50円の値上げをします。 僕は過去に何度も価格の事を書いてきました。 きっと他のどのお店さんよりもこだわりがあります。 カフェラテ450円に。

明日からのチョコレートミントラテについて

明日からの新商品。 『チョコレートミントラテ』 毎年だしていますが、今年はこのタイミングで。 なぜ、この商品が生まれたかは過去に書いてるのでこちらをご覧ください。 この前書いた、僕があまり好きではないドリンクとはこの事です。 ちなみにこの記事。 やっぱり好きではないんです。 チョコミント。 でも、毎年ハマる人が続出するんです。 チョコミント。 今年はホットも作ります。 暖かくなってきましたが、まだ3月なんで。 アイスドリンクだけだと凍える日もあるでしょ

奇をてらわない、飲むチョコバナナ

もう一つの新商品、チョコバナナについても書かないと。 ラテとフローズンドリンク、二種類提供しています。 ラテにはエスプレッソが入ってて、フローズンには入ってません。 コーヒーが飲める人、飲めない人、どちらでも楽しめるようにです。 チョコバナナ。 『祭』というテーマから作った新作ですが、特にないんです。 書く事が。 というのも、今までも常連さんにだけ特別に作ってたし、既存メニューのアレンジなので難しくもない。 レシピは少し変えてるけど。 なぜ、そんなに考えなか

昨日の続き。〜ドロリッチからの脱却〜

昨日の続き。 足りないのは何か。 ミルク。 カフェ・ラテ屋なのに、これを使わないでどうする。 コーヒーゼリーの苦さ。 コーヒーグラニータ(キャラメル風味)の甘苦さ。 これらを包み込み、食べ物から飲み物に変える事が出来る物。 ミルク。 作ってみる。 これは美味しい。 超高級ドロリッチだ。 (なんか安っぽいな) (知ってるかな?) (僕の世代ではめっちゃ流行ったんだけど) (どことは言わないけどコーヒーゼリーラテを飲むと「ドロリッチだ」って思いません?

コーヒーゼリーアンドグラニータラテが出来るまで

『コーヒーゼリーアンドグラニータラテ』 復刻。 これを作ったのは二年前。 何か新作を。 そんな声があり、あまり乗り気じゃないけど頭を悩ませました。 当店はフレーバーラテが11種類あり、それを増やす。 そんな安易な事も頭をよぎりましたが、いやいや、楽をするなと。 ちゃんと考えなさいと。 何を作ろうか、、、コーヒーゼリーだな。 これはすぐに頭に浮かびました。 というのも、このドリンクを作る一年前に作っていたからです。 その時は洋菓子屋さんにコーヒーゼリーを作

追加料金を払わないとカフェ・ラテが楽しめないのはおかしいと思う

当店は質の高い牛乳を使ったカフェ・ラテの美味しさを知ってほしいという強い気持ちがあります。 豆乳はあります。 でも、メニューには書いていません。 その理由を説明した記事です。 これも出来れば読んでほしいな。 ちゃんと目的があってメニューに書いていないので。 とは言え、牛乳が苦手な人は気軽に言ってください。 無理して飲むようなものじゃないので。 ちなみに豆乳に変更しても追加料金はかかりません。 珍しいでしょ? たいてい50円か100円は追加料金がかかるかな。

好みは積極的に伝えてほしい

好みは積極的に伝えてほしいと思ってます。 今日はこの記事の振り返り。 お店を開いて驚いた事の一つに温度がある。 みなさん結構こだわりがある。 僕は食べ物であれ飲み物であれ温度を指定することはない。 出された温度がいいんだろうと思っている。 これがもう少し熱ければとか、 もう少し冷ましてくれたらなとか、 ない。 だから驚いた。 よく言われる。 「熱めで」「ぬるめで」「氷少なめで」「氷なしで」 そんなに大事なのか。 じゃあ応えようと純粋に思います。 な

嫌いな事はやらない

僕が初めてラテアートの描かれたドリンクが出てきた時に、感動しなかったからです。 ラテアートをやらない事の続きです。 今日は感情の部分。 これも特に書き足す事はなかった。 困ったな。 一年前にも書いて、冒頭にも書いた一文が全てです。 僕は感動しなかった。 凄いとは思った。 器用だとも思った。 でも、それだけでした。 僕がコーヒー屋に求める事は、美味しいカフェ・ラテ。 ただ、それだけ。 美しいラテアートが描かれていても美味しくなかったら二度と行きたくないし

差別化出来ないなら、やらない

当店が何でラテアートをやらないか。 もうやる意味を見出す事が出来ないからです。 今日はこの記事の振り返り。 今でもラテアートはやっていません。 この先もきっとやらないと思います。 理由は冒頭に書きました。 もうやる意味を見出す事が出来ないからです。 特にこれについて新しく書き足す事はないんですが、それだと振り返る意味がないので、少しだけ。 ラテアート。 もうこれだけで足を運ぶ人は少なくなったんじゃないかと思います。 コモディティー化したと思ってます。 お

段階を踏んでもらう為のフレーバーラテ

フレーバーラテを頼んでいただけたら、眉間に皺を寄せて味を探さなくても、その味が楽しめるので。 少し皮肉を込めたこの文章は、下記の振り返り。 今でも12種類のフレーバーラテは健在でして、変わらず好評でもあります。 これはね、ほんと自分で言う事ではないんですけどね、誰も褒めてくれないから自分で言うんですけどね、 先見の明があった。 これに尽きるのかなと。 (完全に調子に乗った発言でした) コーヒー豆本来の味を楽しんでほしいと考えているお店が、フレーバーラテなんて提供

450円のこだわり

昨日の続き。 段々と今いる場所が嫌いになっていき、他の個人店に行くようになりました。 どこのお店もうちのコーヒーとは全然違う。 簡単に言うと、カフェ・ラテが酸っぱい。 衝撃を受けました。 どのメディアも絶賛し、実際大繁盛しているお店。 そこのカフェ・ラテは酸っぱかったんです。 疑問に思った。 これを本当に美味しいと思ってここにいる皆は飲んでいるのか? こんな高い金額を払ってでも飲みたいのか? 正直に言うと僕には分からない味だった。 というか、 美味しい

価格へのこだわりを振り返っていたら、コーヒー遍歴を紹介していた

コーヒーチェーンのカフェ・ラテでは満足出来なくなった人が次に行く場所。 今日はこの記事の振り返り。 450円という価格へのこだわりを書いた記事です。 このこだわりにどれほど苦しめられているか。 消費税の増税、キャッシュレスの波、原価の高騰… 5年間で色々な事がありましたが、未だに450円という価格でベーシックなカフェ・ラテを提供しています。 それはやはり冒頭で書いた事が念頭にあるからかもしれません。 コーヒーチェーンのカフェ・ラテでは満足出来なくなった人が次に行

ドリンクのサイズの振り返りをしたら、スリーブの話をしていた

僕にとってのコーヒーは嗜好品ではなく、あくまでも日常の飲み物。 大事に大事に飲まれるよりも、量が多すぎて飲みきれませんでした。 今日はドリンクのサイズについて書いた事の振り返り。 今やすっかり小さめのカップが市民権を得ていますが、僕は未だにしっくりきていません。 というのも、これじゃ足りん! 素直にそう思ってしまうのです。 コーヒーは嗜好品ではなく、あくまでも日常の飲み物。 僕はこの考え方が他のお店さんよりも強いのかもしれない。 小さい量で提供する事に申し訳無