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吉本新喜劇の新座長に吉田裕さんとアキさん就任の件!

昨年1年間、日曜日以外の毎日毎日頑張って更新を続けたブログでしたが、今年に入ってから週次更新に変更し、ペースを落として週末にのんびり書かせてもらっています。
『キャリア関連』、『音楽』、『おやじファッション』、『グルメ・ワイン』、『クルマ談義』とバランス良く週替わりで書いていく予定でしたが、最近は毎回興味の赴くままに書いてしまっています。

自身の新生活も全く落ち着かない中ですが、久々に大好きな『吉本新喜劇』のお話しを。

そうそう、少し前に東京でお世話になっている方のお宅にお邪魔して、土曜日昼だったので是非一緒に吉本新喜劇を観よう!と思ったのですが、なんと都内では地上波での放送はないんですね…
土曜の昼に新喜劇をやってない!って、東京の人は人生半分損してます(苦笑)
※TOKYO MX2やGAORAで観ることができるようですが…

吉本新喜劇に詳しい方はとっくにご存知でしょうし、あまり興味ない方は全くご存知ないでしょうが、この3月に『座長』の入替えがありました。

今までこのブログでも吉本新喜劇について何度となく書いていますが、あらためて『座長』についてご説明しておきます。

物語の主人公を多く演じる。原則として座長の中から1人が作家と相談しながら担当週の新喜劇の脚本を作成し上演するシステムをとっている。このシステムは作成者それぞれの新喜劇に対する方向性や個性の違いが非常に出やすい(「特定のキャラクターを演じる」「半ばシリーズ化する」など)のが特徴で、座長それぞれにほぼ専属の若手座員が何名かいる(内場勝則のテレビ等での発言より。これを「座組」という)。そして座長同士の間では座長に就任した順に発言力がある。
Wikipediaより

60余年の歴史を誇る吉本新喜劇ですが、昭和後期(1980年頃)~平成初期(1990年前半)の『低迷期』を経て現在に至るまで、何人もの座長さんがたの努力があったわけです。

昭和の古い話は置いといて、それでも随分と昔の話ではありますが、昨今の吉本新喜劇のパターンが形成されたのが下の4名体制時代でした。

●内場勝則 (現在63歳)(座長期間1999~2019年)
●辻本茂雄 (58歳)(1999~2019年)
●石田 靖 (57歳)(1999~引退発表なし)
●吉田ヒロ (55歳)(1999~2007年)

低迷期の『やめよっカナ?キャンペーン』という大きなリストラを生き残ったベテラン勢をうまく配役して各座長ごとのパターン化を成功させました。

石田靖さん・吉田ヒロさん勇退後の次の時代が、下の4人体制。
50歳以上のファンには『内場・辻本の時代が一番オモシロかった!』と懐かしむ声が多いのも事実です。

●内場勝則 (63歳)(1999~2019年)
●辻本茂雄 (58歳)(1999~2019年)
●小藪千豊 (50歳)(2006~2022年)
●川畑泰史 (53歳)(2007~2023年)

そして、今の筆頭座長スッチーに続いて2017年には女性初の座長が就任し、先月までの4座長体制が令和の吉本新喜劇を発展させてきました。

●小藪千豊 (50歳)(2006~2022年)
●川畑泰史 (53歳)(2007~2023年)
●すっちー (51歳)(2014年~)
●酒井 藍 (37歳)(2017年~)

さて、ようやくここからが本日のご報告ですが、小藪さんの勇退に続いてジャガバタ、もとい川畑さんの勇退が唐突に発表され、新たに2名の『新座長』が発表されたのです。

その前に吉本新喜劇にとって1つ大事なことがあって、2022年に間寛平はざま かんぺい(73歳・1973~1988年に座長)が『ゼネラルマネジャー』という新設ポストに就任し、これからの吉本新喜劇の舵取りを一任されました。

その寛平ちゃんによる初仕事が2022年夏の『総選挙』であり、そして第2弾が今回の電撃人事となります。

その電撃人事によって発表されたのが、
川畑泰史さんの座長勇退と、吉田ゆたかさん・アキさんの座長就任!

吉田裕さんについては2019年に『4リーダー』の1人に任命されていましたが、その中から一番乗りでの座長就任となります。

※リーダー
元々は座長不在の公演で座長に代わり主役を演じるとともに、劇の脚本・構成を担当する役者を慣習的に副座長と呼んでいた。
2019年には、次期座長候補とされる座員のために『リーダー』のポストが公式に新設され、清水けんじ・信濃岳夫・諸見里大介と吉田裕の4人が任命された。(この時点で、烏川耕一と高井俊彦がベテラン一般座員に…)
Wikipediaから要約

そして、アキさん!
正直、辻本茂雄(茂ジイ)座長時代の『座組』役者だったが為に、辻本座長勇退後はなかなか出番がなく残念に思っていましたが、ここ2年ほどいろんな座長会での出演も増え、先述の『総選挙』では驚きの!もとい堂々の1位に輝いて、その人気と実力をアピールしていました。そして今回、寛平ちゃんの采配で本人も驚きの新座長就任です。

かくして、2023年4月からの新体制は以下の4人。

●すっちー (51歳)(2014年~)
●酒井 藍 (37歳)(2017年~)
●吉田裕 (43歳)(2023年~)
●アキ (53歳)(2023年~)

原則として座長はその就任時期順に地位が決まりますので、実年齢や役者キャリアとは別の序列が生じますね。
寛平ちゃんのコメントとして、
『吉田は座員にも好かれてるし、一生懸命やる子やなと思っていた。アキは人気があって、出前新喜劇で全国を回っている時も、舞台に出るとお客さがわーっとなる。それと、長いこと苦労してここまで頑張ってきた。年齢的には難しいが頑張ってほしい』
とありますとおり、アキさんは53歳。
それでも、元スタントマン・空手・ボクシング(あまり書かれていないが元ヤンキー(笑))の経歴を活かして、キレッキレのダンスパフォーマンス(特にマイケルジャクソン)が得意です。

ここで余計なお節介ですが、新座長の2人に対して私の個人的な不安点を…

まず吉田裕さんの持ちネタが、『出っ歯イジリ・馬ヅライジリ・髪型イジリ』とご存知『乳首ドリル』の2つしかありません…。
『出っ歯・馬ヅラ・髪型イジリ』は、昨今のルッキズムやコンプライアンスの流れの中でやり方を変えていかねばならない
『乳首ドリル』は座長すっちーが居てこそのパフォーマンスであって、吉田裕自身が座長になることによって すっちー座組に出演することがなくなり、『乳首ドリル』が成立しなくなるのです。
その状況の中で、新しいギャグを生み出すのか、或いはひたすら他の役者を引き立てる役割に徹するのかが見どころかと思います。

アキさんについては、あまりに変幻自在、あまりに自由で予測不能なキャラが故に扱いが難しい部分もあったかと思いますが、自身が座長ですので自由に振舞ってくれたらいいと思います。役柄が借金取りか詐欺セールスマン、たまに茂爺の嫁くらいしかないので、これからは喫茶店マスターやうどん屋店主、学校の先生等も演じれくれたら面白いかと。
代表ネタの『いいよぉ~』、『なにぃ~?』、『ちゃんとしようよ、オレ』等もそのままで!

これからバタやん(川畑泰史さん)の座長会が観られなくなるのは残念ではありますが、新しい2人の新喜劇回しを大いに楽しみにしております!

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