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私の美の価値観を変えた2つの大きな転機

こんにちは。トータルヘルスビューティスタイリストの私です。

私がトータルヘルスビューティスタイリストとして、日本の女性(特に母親になるくらいまでの若い女性)の美の価値観を変えたいと思ったきっかけは2つあります。

1つ目は、恋愛小説として披露してますが、16才でアメリカに行ったこと。そこでは、人種多彩なアメリカの女性は自由に発言、行動し、男性と対等であること、そして何より自分に自信を持ってる姿にインパクトを受けました。すごい、かっこいい、生きやすい(日本では自己主張は嫌われる社会風潮がありますよね)!!と感じました。

日本ではあり得ないことも経験しました。夕飯レストランで食事をし、残ったものをお持ち帰りしました。これは日本でも外資系の飲食店を中心に見かけるようになりました。なんと帰り道に、セントラルパークのホームレスにその残飯を渡しました。通りすがりに当たり前のように、渡していました。日本人の私は最初は抵抗がありましたが、これは当たり前なんだ、捨てるよりいいと言われて、world will be goodと言いながら緊張気味に渡すと、すごくとびきりの笑顔で受け取ってくれました。世界は広い、まだまだ当たり前と思ってたことが違っているんだろうとワクワクしました。

アメリカ人女性の堂々とした姿と寛容な姿勢に、美しさを感じました。

2つ目の転機は、フランスに行ったのをきっかけに、フランス人女性と日本人女性の価値観の違いに興味を持ちました。アメリカとは違うフランスの文化。同じように移民の国ではあるけど、違う。パリは特に、日本の京都のように気高い雰囲気を感じさせる街。私が渡仏時は、優しいフランス人しか会わなかったけど、実際にアジア人差別はある。1番嫌な思いをしたのは、シャルル ド ゴールのインフォメーションで、英語が伝わらないと意味不明な顔をされ、中国人かと馬鹿にされたことくらい。

フランス人の事実婚の話は有名ですが、マクロン首相の不倫略奪婚のように(次回の記事でこれにはふれます)フランス女性の恋愛や美はまるで自分自身のためにあるような自由さを持っています。

では、そのような自由さが日本にはあるでしょうか。

思い出話はさておき、これがどうトータルヘルスビューティスタイリストにつながるのか。美しくいたいという願望は素晴らしいし、努力もしないよりしたほうがいいに決まってます。しかし、自分の顔を鏡でまじまじと見ている女性に魅力を感じますか。それなら、自分の知恵になる本を読んだ方が、断然役立つと思います。OL時代、お手洗いやロッカーに行く度に遭遇する二人の女性がいました。決まって気まずくなります。いつも、化粧直ししていて、鏡を凝視している姿は、全然、綺麗ではありません。顔がとかではなく、仕事中に仕事をせず、自分の顔とばかり向き合ってる女性を誰が心底綺麗と思いますか。一人は30過ぎの未婚女性で昔ちやほやされ、社内不倫していて、もう一人は女性の社会進出促進で課長になった50才近い未婚女性。こんな会社終わりだなと感じさせる人でしたね。表面だけの仕事してます人間。

この二人の話はどうでもいいのですが、

みなさんが思う本当に美しい女性って、どんな女性ですか。誰の顔が思い浮かびましたか。

美しい外見はさることながら、+α 美人なのに謙虚だったり、美人なのに人の気持ちが分かったり、美人なのに気遣いができたり、

美人なのに、親しみやすく頭が賢いとか、

そんな魅力に惹かれますよね。人としてどれだけ許容を持っていて、柔らかいか。

自分の粗を探してばかり、SNSにエステ行ってきましたと高らかに宣言する女性に誰が魅力を感じますか。一部、共感する女性はいると思いますが、現実問題、そんなに高価な美容法誰が続けられますか。それで本当に幸せになれるのでしょうか。ゴールのない美容術で、心が貧しくなると感じます。また男性はそれを見て、どう思うかなど考えに及ばないのでしょうか。あなたもエステに行かないといけないですよという強迫観念に近いものが充満しているのが、今の日本の美容の実態だと思います。みんな当たり前のように美顔器を持っています。私は持っていませんが、満足しています。自分の手が1番のエステのようなもの。手間暇をかけ、機器に頼らず、自分と対面し、必要なら+αケアする。肌荒れを嘆いてる女性は多いですが、私は逆に手をかけすぎている結果だと感じます。私だってシミやシワもあるし、気になる所はたくさんありますが、年月過ぎてるんだから、当たり前。

自分にいっぱいバッテンつける前に、

自分にたくさんマルをつけてほしい。ハナマルをつけてほしい。

みんな美しいんだ。

どうしょうもない人なんてない。

そのままでいい。 

美しさって、コスメから力をもらい、髪型から力をもらい、あとは食事、姿勢、睡眠、生活スタイル、そして何より心意気。

警鐘を鳴らしたい。

そんな思いでトータルヘルスビューティスタイリストとして発信することに決めました。

すべての女性が生きやすい世の中になりますように。


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