商業出版バトル!! 2(でも今日はバトルじゃないです)

ごきげんいかがでしょうか? 吐きたいソウ マチです☆
この気持ちのわるさは、つわりかしら?(←ちがう)
わたし、妊娠したのかしら?(←そういう事はしていない)

トラブル続きで神経が削られ、結果、肉まで削られております(;^ω^)
どんどん体重が目減りしている……。このまま存在が無くなるんじゃなかろうか?

昨日の記事で担当さまのことをボロクソに書きました。後悔はしておりません。一時の感情でなくずっと不満だったからです。2巻までは胸のうちに留めておきましたけれど、このままではわたしが壊れると思った。だから公開しました。でも昨日の記事だけでは不足していることがあります。それは今日書こうと思っていたので、昨日は一言も書きませんでした。

書かなかったこととは、何か?

担当さまの素晴らしいところです。それを書くと内容がぼやけてしまうので、昨日は一言も書かなかった。そして今日の記事に書くつもりでした。
今も激怒してブチ切れ中ですが、それでも素晴らしいと認識している事実は多々ありますし、感謝しています。

昨日の記事を公開して「明日は担当さまの良いところを書こう」そう思いつつスマホを見ると、メール着信が…………。イヤな予感がする。わたしはお友だちがいないので、メールなんて滅多にありません。今の状況でメールが来るということは、担当さまからじゃなかろうか?

ビンゴ!! しかも1時間前に届いていた!! 目の前にスマホを置いていたのに、記事を書くのに集中しすぎて気づかなかった!! なんてこったい!

最初の一行だけ読んで、そっとスマホを閉じました。今後の仕事についての問い合わせらしいと察したからです。あとは読んでない。知らんがな。

そこからバイトへ行きましたが、今回の出版トラブルで胃が痛い……(涙)。バイトは作家と無縁のレジです。そのバイトにまで影響が出ている……(涙)。かんべんしてくれ……(涙)。

そして先ほど、新たなメールが届きました。また担当さまからでした。メールにはもったいないほどの謝罪と、今までわたしが不安を感じていたことのご説明が書き綴られていました。もっと早くに知っていれば、だいぶ話は違ったと思います。

そしてメールの中に、昨日のメールについて言及してありました。仕方ないので昨日のメールを読みました。

結果、後出しジャンケンみたいになったのが残念です。激怒りの中で担当さまの素晴らしいことを書いて公平性を保ちたかったのですけれど、ありがたいメールを読んでしまった後なので、後出しジャンケンみたいになってしまった。一瞬、「このメールを読まなかったことにして担当さまを誉めたら、オレ、カッコ良く見えるな」そう考えましたけれど、そんなズルいことはやったらアカンので、読んだ後だと正直に言います。

〇担当さまの素晴らしいところ

今でもすごく感謝しています! わたしは文章の作法をまったく知らずに応募しました。そのお話が本になるので、基本的な修正が大変でした! 文の書き出しは一マス開けることも知りませんでしたし、「……」は「・・・」と書いていました。「、」や「。」の使い方も間違っていましたし、セリフの「 」に地の文を続けて書いていた。なにより文字をビッシリ詰めて書いていました! 改行がなくて読みにくい!!

わたしが編集者だったら最初に一通りの説明だけして、後は作者にまかせます。だって同じミスが連発しているから修正するのがメンドクサイ。でも担当さまは同じ種類のミスにすべて赤字を入れてくださいました(涙)。どれだけ大変だったか、考えるだけで泣けてきます(涙)。生まれて初めてもらったゲラは、担当さまの手書きの赤字で真っ赤でした! 

もう一つすごく感謝していることがありまして。これはわたしは真似できないです。それは「相手の気持ちを考えて話す」。本作りはガチ勝負ですから、きついコトも言わねばなりません。「お前の話、おもんない」そう言わないといけない場合も多々ある。でも担当さまは「〇〇は面白いから、ここを活かして〇〇を変えましょう!」そう言ってくださる。要約すると「おもんない」なのですけれど、わたしの気持ちを考えてマイルドに言ってくださる。これはいつもすごく有難かった! わたしはビビりなので、簡単に心が折れます。折れないように気遣って言ってくださるので、いつも救われていました!!

他にも可愛いとかお洒落とか仕事と関係のない素敵なところもありますし、わたしのために営業さんとケンカしてくださったこともあります(涙)。「ソウさんが頑張ってるんだから、あなた(営業)も頑張りなさいよ!」そう言ってバトルが勃発したらしい。

・・・・・・・

ここまで書いて家を飛び出しました。今日は病院へデカイ注射を打ちにいく日です。雨の中チャリで爆走して、病院へ飛び込みました!

デカイ注射なのでベッドに横になって打ってもらわないといけません。ベッドで寝ているとスマホが鳴った。病院なのに電源オフしてなかった! すみません! 誰からだ!?

警察からだ!! 病院で電話に出るのは非常識とはわかっているが、周囲に誰もいないし電話に出よう! 何事ですか!?

警察:本日、ストーカーへの文書警告の手続きが完了しました。

……トラブルが多すぎて、ストーカーのことを忘れていた(涙)。そうか、終わっていなかったのか(涙)。わたしの中では完結していたよ(涙)。 わたしがする手続きは終わっているので忘れてもOKなのですけれど、せっかく(?)ストーカー被害に遭ったのですから「不安で怖いわ!」とか、もう少しビクビクしたかったなぁ(遠い目)……。ストーカー被害をうっかり忘れる人生って、どうよ??  どんだけトラブル続きなんだ(涙)。

でも被害に遭う確率が減ったのは良いことだから、結果オーライとしよう。そうしよう。自分の雑な人生に凹んでいると、カーテンの向こうで声がした。

看護師さん1:え!? わたしが一人でするのはちょっと……。先輩、手伝ってもらえますか?
看護師さん2:いいわよ、手伝うわ。
1:〇〇を〇〇するんですよね?
2:ちがうわよ。〇〇しないの。
1:じゃあ、☆☆は☆☆ですか?
2:それもちがうわ。◇◇して。
1:こうやって?
2:ちがう。こうするの。

いろいろとおぼえるコトが多いから、看護師さんも大変だなぁ~! 
いつも感謝しています!! 心の中で感謝していると……、

2:あなた、ちゃんとできる?
1:たぶん、できると思います(;^ω^)
2:じゃあ、行くわよ。
1:がんばります!

そう言いながらオレのところへ二人が来たあああああ!!━(゚∀゚)━!
オレの注射の話やったんかい!? 大丈夫か!? ちゃんとできるのか!?

1:じゃあ、お注射します! 針が太くてごめんなさいね!(←シャレにならんデカイ注射なので、看護師さんから毎回謝罪される)
ソウ:お願いします……(あなた、大丈夫ですか?)
1:刺します!!
ソウ:(怖いから刺しますなんて言わないで!!)
1:身体に針が入りました!
ソウ(言わなくていいから!!)
1:薬剤を入れますよ? いいですか?
ソウ:……はい(許可を求めなくていいから! いちいち聞くなああああああ!!)
1:じゃあ、入れます! 薬剤が入ってます、入ってます!
ソウ:(ぎゃああああああああ!!!)

などというコトがありまして……(涙)。繊細な方なら寝込むと思います。でもわたしは雑な性格だから書くけど!! 

しかしさすがにガックリきたので、一番言いたかったことをまとめます。

わたしはショボイ作家です。語彙は少ないし、流麗な文章を書けるワケじゃない。基本的なことも知らないし、書くノウハウだって確立していません。それなのに本が売れ続けているのは、担当さまのおかげです。

担当さまが素晴らしいイラストレーターさまを見つけてくださって、素敵な表紙でジャケ買いする読者さまがいてくださる。
担当さまがデザイナーさまと相談して、本のデザインやポスターだってバッチリ決まっている!!
担当さまが校正さまとやり取りして、正しい日本語に修正してくださる。
担当さまが印刷所さまへまわしてくれたから、本になった!
そして営業さま、書店さま、他にもご尽力くださっている方たちに対応してくださるのは、担当さまです。何もかもお一人でしてくださっている。

わたしの功績は3割くらいです。あとは本作りに関わってくださるたくさんの方々のおかげ。そしてそれらは全て担当さまが引き出してくださった結果です。なにより担当さまがいなければ、本にならなかった! それが事実!! 

だからこそ、原稿を改ざんされたのが許せなかったのです。わたしの仕事はたったの3割です。その3割だけは死守したかった。それなのに、担当さまに書き替えられた。たくさんたくさん力を尽くしてくれている担当さまのお手をわずらわせてしまった。自分で自分が許せない!! そしてわたしが書いていない原稿が世に出ることで、愛する読者さまを裏切ってしまうかもしれない!! そんなの嫌だ!!

わたしはショボイ作家ですけれど、愛する読者さまを裏切らない努力だけは誰にも負けません!! 楽しい一時をお届けしたくて、わたしはジタバタしています! 読者さまだって辛い時もあるでしょうけれど、わたしの本を読んで一時だけでも楽しい気持ちになってほしい! その為ならわたしは戦うよ!! 裏切らないためなら夢だった作家という立場を捨てるよ! 小学館と戦うよ!

負けて出版業界から駆逐されたとしても、いつかどこかで会えると思うの! 読者さまを裏切ってわたしが書いていないニセモノのお話を届けるくらいなら、話が途中で終わったほうがマシ!!  

わたしがもう少し大人だったら穏便に話を運んで本を出し続けるのでしょうけれど、わたしには無理でした(;^ω^) わたしが書いていないニセモノが世に出るくらいなら、終わらせてやる!! 

この先、どうなるのでしょうね?? わかりません。でもずっと考えてきたことなので、一時の感情に流されたわけじゃないのは断言できます。作家をやめて、印税ももらえず、路頭に迷って野垂れ死にする……???????

でもたぶん、その時も後悔はないと思います。自分がベストだと思う道を選んで野垂れ死ぬなら、野垂れ死にもベストな結果でしょう!!

思い出した。ついこの間まで「ストーカーに刺されて死ぬのもアリかも」そう思って覚悟していた。すっかり忘れていました……。

結論:どんな死に方をしても、納得のいく人生なら結果オーライ☆




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