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音楽家へ論語嫌いのススメ

論語

個人的に論語は嫌いというスタンスです。神はいないどころか死んだと思っているスタンスです。

いくつか例を紹介します。

①中庸(ちゅうよう)?

中庸であることを勧めるのは、ほどよい差し支えないサラリーマンの何もしなかった言い訳です。極端になれなかった人間は芸術の道には進めません。

②信義を守る?

信義を守ることを推奨するのは誰も守らないからです。契約社会でもシェイクハンドの信頼関係があればいいのです。会社のために・・・と働く自分を正当化するための言葉です。

③三つの反省?

人のためにいい加減なことしなかったか? 人付き合いを上手くやったか? 知らない事を教えなかったか? という三つを毎日反省します・・・って、孔子の弟子の曾子が言ってた・・・

これ、モンテスキューレベルに他人の口を使った手口で、自分の言うことを聞かせる手法です。サラリーマンにはばっちり効果ありますが、音楽家には不要です。

④益者三友、損者三友?

正直で誠実で博識な人と付き合え。安易でうわべだけで口先だけの人と付き合うな。

自分が前者なら類は友を呼ぶのです。自分が後者だから頑張らなきゃいけないんです。

⑤利益だけを考えない?

利益ばかり追い求めるな・・・これが日本人労働者洗脳教育の言葉の代表例でしょう。こういうのを渋沢栄一クラスの人が言うともっともらしく聞こえるので、それを聞いた労働者達が「よし!この人のために頑張ろう!」と言うのです。

⑥組織ではトップを敬え?

トップを敬う・・・組織のトップらしいお話です。

⑦交流は広く?

幅広い付き合いを持っておいた方がいいですよ・・・って、無駄な人脈を増やす推奨をしています。「これが時間の無駄に繋がる」と論点をずらすのはカカシ論法でしょうか。

⑧派閥を組まない?

派閥を組んだり、属さない方がいい・・・これは、こんなことされたらトップの立場を脅かしかねないからです。

⑨君子の三つ?

顔つき、姿、言葉遣い・・・これ育ちの問題です。これを後天的に修正しようとしている音楽家は一発で見透かされます。

⑩文質彬々?

文質彬々とは外見だけでも中身だけでもダメですよと、言う意味です。しかし、形から入れば中身は付いてきます。中身があれば外見に表れます。

まとめ

紀元前6世紀の・・・戦国時代に・・・官僚になりたかった・・・中国の人のお話です。 どれだけ現代の日本人音楽家に当てはまるのでしょう。

ジョン・ケージ同様、荘子、鈴木大拙、ソローの方面を支持します。

言いたいこと

本当に言いたいことは、誤解して、曲解して、批判するほど読み込んだかどうかです。

そして、個人的な思想の方向としてはニーチェとフロイト派に量子力学を用いる派ですので、願いは叶います。思考は実現します。裕福にもなれます。時間も管理出来ます。諦めて、サラリーマンやるのはもったいないです。音楽家として生きましょう。ココに素晴らしい人生があるのです。手を伸ばしてください。
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