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中華そばまるきと唐桑御殿つなかん。

自分でいうのもなんだがほぼ日マニアである。
ほぼ日が仲良くしている気仙沼にずっと行ってみたいと思っていた。

この10連休、願ってもないチャンスである。
泊まりたい宿は決めている。
唐桑御殿つなかんさんに連絡をして、
急きょ旅に出ることにした。

朝が超絶苦手な私が5時半に起きて東京駅へ。
天気よし。
にんまり。

空いている新幹線を適当に予約したので、
乗り換えの一ノ関で1時間待ち。

ピカチュウ推し。

ちなみに仙台と一ノ関と気仙沼の距離はこんな感じ。
斉吉商店さん気仙沼ニッティングさんが、
ほぼ日のイベントとかで東京に来るときは、
いつもこんなに時間をかけてくれるのですね。
あらためて感謝。

気仙沼に行く大船渡線。
本数がめっちゃ少ない。
ドアはボタンを押しての開閉式。
のどか。

分岐器の故障とやらで25分ほど遅れたりもしたけれど、
無事に気仙沼駅に到着。
シャークのタクシーがかっこよい。

まずは駅前の観光案内所へ。
ホヤぼーやが目印ね。
ここで1日500円のレンタサイクルを借りる。
大きな荷物は預かってくれるのでおトクです。

「今日は風が強いですよ」とは言われていたものの、
思いっきりなめてました。
向かい風がむっちゃきつい。
必死でペダルをこいで最初の目的地へ。

糸井重里さんも絶賛の中華そば まるきです。
店の外にまで行列ができていたのでしばし待機。

そして!
港町の煮干そばをいただきました。

煮干しがっつり。
がつんとくるけど嫌味がない。
これは美味い…。
食べながらしばし感動に浸る。

接客も気持ちよかったし大満足。
糸井さん、樋口可南子さん、矢野顕子さんのサインもありました。

それからまた自転車でアンカーコーヒーマザーポート店へ。
ここは川沿いにあるのだけれど、
さらに向かい風ががっつり吹いてきましてね。
ひぃぃぃぃぃって悲鳴が出た。

コーヒーがほんっとに美味しいの。
ナッツのシフォンケーキもいただきました。

お土産にドリップコーヒーを購入。

この時点で15時頃だったかな。
まだ動ける時間ではあったけど、
とにかく風で体力を削がれてしまったので、
早めに宿に向かうことにした。

自転車を駅に返却、
キャリーケースをピックアップして、
バス停へ向かう。
マンホールがかわいい。

ちなみに今回も旅のお供はNAOTのサボ。
初代はだいぶくたびれてきたけど、
たくさん歩いたり、立ちっぱなしでも疲れないので、
メンテしながら大切に履いています。

気仙沼駅から宿までの距離はタクシーで5千円。
金銭的にあれなもので、
近くまでバスで行って、
お迎えに来てもらうことにした。

今回の旅はこの旅館に泊まるのも大きな目的。
でも初対面の人との出会いはドキドキする。
バスに乗っている間も期待と不安がないまぜになってた。

でもね。
そんな不安は、迎えに来てくれた一代(いちよ)さんの笑顔で、
吹っ飛んでいった。
唐桑御殿つなかんに決めたのは間違いじゃなかった。

一代さんはとても気さくで明るくて、
私のことを「じゅんこちゃん」って呼んでくれて、
宿もアットホームな雰囲気が漂っていて、
たくさんの人がリピートするのも大納得。

部屋に荷物を置いたら、
コタツのある居間でお茶を飲みながらのんびり。
夕食まで近くを散歩したり。

これが噂の移動式サウナですね。

あちこちにタンポポが咲いてた。
普段、花をゆっくり見る余裕もなくしてるなと思ったり。

ぶっちゃけ何もない。
でもそれがいい。

ツリーハウス「唐桑つな丸」
子どもは間違いなく大好きだよね。

お風呂をいただいてから夕食。
牡蠣鍋やらお刺身やらめかじきやらマグロやら山菜やら。
すべてが美味しい。
幸せ。

相席になった、
あけみさん&ひでとさんというカップルと仲良くなり、
一代さんたちも交えて4時間くらいずっと話してた。

・秋田県にかほ市象潟(きさかた)の夏に獲れる特大岩牡蠣
・青森県八戸のしゅうり貝(ムール貝)の美味しい食べ方
・北海道の函館は食べものも夜景も冬がおすすめ
みたいな旅行3か年計画を立てたり、
とにかく笑いっぱなしだったような気がする。

こういう旅をすると人との縁を実感するね。
感謝しかないです。

さて、2日目に続く

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