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#56 よりよく生きるための『ライフハック』

2024年4月某日

昔から「ライフハック」みたいなものが好きだ。生活や仕事を便利にするガジェット類に目がないし、自身のビジネスギアは常に見直している。一方、筆者はミニマリズムを信奉しているので、所有するアイテムの種類やサイズは厳正に審査しなければならず、不用意に「モノ」を増やすわけにはいかない。そんな、一人で頭を悩ます日々を送っている。

さて、「ライフハック」は、関連書籍や動画など、様々な情報が世の中に発信されているが、あらためて定義を確認してみた。

ライフハックとは、仕事や日常生活で役立つ、ちょっとしたアイデアやテクニックのことを表す言葉。ライフハック(lifehack)という言葉は「生命」や「生活」を意味する「life」と、「(プログラム)を改造する」、「(コンピュータに)不法侵入する」ことを意味する「hack」とを組み合わせた造語。

NTT西日本「ICT用語集」

筆者の場合、主に生活の中の気づきを効率的に仕事に発揮し、人生としての「生産性」を高めるために、ライフハックを積極的に活用したと考えている。そのため、日常的な気づきをはじめとする「自分をとりまく情報」について、独自の管理システム、ルールを敷いている(完全に趣味的に)。

筆者の情報収集・処理の分業システム

上の図は、筆者が生活や仕事において、「情報」を「入力する」「処理する」「出力する」「蓄積する」という事柄などに対応するためのツール群を整理したものである。具体的な紹介は別の機会に整理することとしたい。コンセプトは「生活の中での気づきを"漏れなく知識化"するシステム」である。

最近は、様々に機能分化されたアプリケーションが登場している。アプリ単体で捉えた場合、どれも非常に使いやすい。一方、アプリの種別が増えることにともない、ユーザーにとっては「アプリ間の使い分け、組み合わせ」を整理することの手間・負担は増えていると思う。アプリの海に溺れてはいけない。

そこで、筆者はひとつの工夫として「アナログツール」を結構残している。例えば、自分の考えたことを整理する際は、「キャンパスノート×フリクション」みたいなツールと決めているし、思いついたアイデアは「図」で記録するために、手に収まるメモ帳を常時持ち歩いていたりする。アナログツールは、アップデートが少ない代わりに、流行り廃りも少ないため、長きにわたって「方法」を習慣化していく手段に適していると感じる。

自分なりの「情報」との向き合い方を「ルール化」「システム化」しておくと、気持ちもスッキリする。また、なにより「考えること」に集中でき、結果としてパフォーマンスも上がる。ライフハックを通じた「生活の整理」は、私たちの日常に余白と安寧をもたらすことでしょう。

ほなら。

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