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クリニック院長のChatGPT㉙【PubMedの検索結果を<PUSH(自動)>&<英語からの翻訳された日本語>で】

先生方、日々の医学情報をどのように取得されていますか?
 
 

最もマッチョな答え

A先生「原著を英語で読むべき!」
井手「はい、そのとおりです。反論の余地はありません」
 
 

NYAUWのターゲットと考え方

英語のジャーナルの最新版を英語で読むのが最新の情報を得るBESTな方法であるのは誰もが認めるところです。しかし、それができている開業医の先生方はどれくらいおられますでしょうか?
 
大学病院やアカデミック施設のようなニッチな最先端の情報を知らなくてはならない先生方にとっては英語のジャーナルの最新版を読み続けることが責務です。
 
しかし、NYAUWがターゲットにしていのは一般的な開業医の先生です。

開業医の先生にとって


たとえば、全国どこでも道路の凍結は起こり得ますが、凍結防止剤の保有率は北海道と沖縄では格段の差があるように、現実論として一般開業医がすべての情報を英語論文で得るのは難しいと思います
 
加えて、英語雑誌のPDFにアクセス出来る開業医の先生は多くはありません。これも医局の知り合いに頼んでPDFを頼めばいいじゃん!というお声も聞こえてきますが、なかなか遠慮もありますので現実的に継続ができる解決策では無いと思います。
 
このような前提で話をすすめて参ります

情報取得方法

情報の取得方法の2大別に分けれます
・Push
・Pull

ということです。
 
これはKindleの第60巻内でも書きましたが
皆さまスマホで画面を開くのはどんな時でしょうか? ブルッと震えたり、通知音が鳴った時には<早く>画面を開きたくなりますよね?これはPUSH方式です
 
逆に、そういった通知がない場合には昼休みや仕事が終わってから見ることになりますよね?これはPULL方式です
 
 
つまり、PUSH方式では通知が強いので<早く>確認できる確率が高まります。逆に、PULL方式では確認が<遅く>なる確率が高いです。

 
Pushではこちら側がアクションを起こさなくても情報が来るのです。逆にPullではあえてアクションを起こさないと情報を得ることができないのです。
 
 
これまでPubMedで検索してこなかったけど、これから自分で検索します」はまずは信じることができません。
 
これまで出来ていないことが長続きするとは思えないのです。ですので自動化の仕組み、つまりPushで情報が来るようにしておくのが良いのです

PUSHだけでいいでしょうか?


NYAUWで気をつけていることがあります
Theoretically Possible, but Practically Impossibleの解決です。
 
<理想と現実>
・理想は英語で、現実は日本語で
・理想はPULLで自分で検索、現実は受け身でPUSHされた情報のみ

 
ということで
現実的にご多忙な開業医の先生の解決策は
・英語の最新情報を
・PUSHで自動で通知が来る
・英語が自動で翻訳され日本語で読める

 


  
ということで
TRIGGER: 新しい論文がPubMed穣に登録されるとRSS経由で発信
ACTION①: その英語の内容を自動で日本語に翻訳
ACTION②: 好みのアプリやサービスに自動で送信・配信

 
これで
・PUSH
・英語最新情報
・英語から自動翻訳された日本語で読める

 
という状態になります

この実装を2冊で



KINDLE出版の目的


KINDLE出版を私はしております。(参考リンクは下に)
今回のChatGPTシリースはこの出版と似ております。

対象読者は

・クリニック院長をメインに、しかし他の医療従事者も
・ITが苦手
・ITを少しは勉強したい
・難しすぎる課題はヤダ

そんな方々です。

ですので、まずは面を埋めるような網羅的なものにすると皆さん嫌になってしまいます。ですので、興味を持ってもらえる、おーっ!と思えるようなものから入ってもらうことが目的です。っというか、僕自身がまだChatGPTについて何ももわかっていないので、自分の興味の赴くところから開始していきたいのです。

ChatGPTやDALL E2はクリニック院長に向いている!?


今回のChatGPT・Dall E2が医師に向いていると信じる理由は
・コーディングなどなくても使える領域がある
・スタート地点が同じで恥ずかしがる必要がない(医師は負けず嫌いが多い(?)ので勝ち試合をしたがる?これは今から始めればFrom Scratch)
・多くの応用が効きそうなので、ため息の多いクリニック院長には良い?
・情報が錯綜しているからこそ学習意欲が刺激される

などなどです。

まずは真似事からできるものを探します
いきなりCreativeなことはできないので、クリニック院長でもできるものをまずは自分で探しながら勉強していきたいと思います。




参考リンクまとめ


KINDLE出版

CHATGPT関連マガジン



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