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てんかん・緊張を止める薬。飲ませ方は注入で【療育ケア児の記録】


現在1歳7ヶ月になる息子は新生児仮死で産まれました。

脳まで酸素が十分に行き渡らなかったため、大脳にダメージを負ってしまい大部分が壊死してしまいました。
その影響で脳性麻痺と診断されています。
さらに生後8ヶ月頃にウエスト症候群(てんとうてんかん)、筋緊張の症状が見られACTH治療を行っています。

今後は投薬治療で対処するということで8種類の薬が処方されています。

生後11ヶ月までは口から飲ませていましたが、当時は吐き戻しが多く
せっかく飲んだ薬も吐いてしまいます。
胃に残っているかわからないため追加であげるかどうするか、吐いたものの色や量で判断していました。
またミルクも飲めない時も多かったので担当医との相談で胃管チューブをしてシリンジで注入することになりました。

鼻から入ってるカテーテル
シリンジ各種


薬をあげる前に

ひどい咳をしたり吐いたりすると胃管チューブの先端が移動してしまう場合があります。
万が一、肺に入り込んでしまっていてそのまま注入してしまうと危険なので、薬やミルクをあげる前に胃残と音でちゃんと胃にチューブがいるか確認を行います。

胃残確認

毎日決まった時間に同じ量しか入れてないので確認するまでもないのかもしれませんが習慣になっているので最初に行います。
胃残が多ければミルクの量を減らす時もあります。

胃泡音確認

胃にちゃんとチューブが入ってるか確認するために行います。
シリンジに空気を入れてチューブに繋ぎ、聴診器を胃に当てて注入します。
ポコポコっと音が聞こえたらちゃんと胃にいると判断します。

聴診器


今のところ胃管で対応していますが、今後は胃瘻にする予定です。

理由としては、嚥下の訓練がしやすくなると思ったから。
胃瘻にするとチューブの径が太くなるので食事のバリエーションも増え栄養を与えやすくするためです。

手術をしないといけないこと、メリット・デメリットがあるかと思いますが
子どもの事、先のことを考えて決めました。

単純に見た目が良くなるので楽しみではありますね。個人的にはちょっと待ち遠しいです^_^

また術後の状況も綴ります。

読んでいただきありがとうございました!


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