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肌着をキャンバスに

捨てられない肌着ができた。

スーツという戦闘服をまといながら暑い日でもクールな表情でいさせてくれる快適アイテム、「肌着」

皆さんはヨレヨレになった肌着をどのように処理しているだろうか?窓枠のヨゴレ取り?風呂場のカビ取り?雑巾?靴磨き?それともただ単に廃棄?

今回は「肌着」をキャンバスにしてみた。

もし子供が服にお絵描きしていたらどうだろうか?

普通なら「何してんのっ!ダメ、そんなところに描いちゃ!何であんた描くのよー、、もう、信じらんない」というやり取りが妥当だろう。

そう、服にマジックで描いちゃダメなのだ。要するに禁断の行為。今回はそのリミッターを子供に開放してみた。

娘たちに「このシャツに好きなように絵を描きていいよー」と投げかけると、「えっ!何で?いいのっ?私描く描く!!」と大盛り上がりだ。ペンを取り合い、思いのままに描きまくる。柔らかい素材なので上手く線が引けなかったりと試行錯誤しているが、これも「布に何かを描く」という体験をさせなければ得られなかった経験。非常に新鮮だ。

結果、フェミニンなシャツがこうして出来上がった。

このシャツの効果は絶大だ。着ているだけで家族が和む。少しいたずらにシャツを伸ばしてやるとストレッチが効いてキャラクターの顔はひどく変形する。子供を叱るとき威厳が保てなくて効果が半減してしまうが、大人が子供に怒るときは体くらいふざけていてもいいと少し思った。

もし、夫婦喧嘩で気まずくなってもシャツを思いっきり伸ばしてみるといい、なんで怒っていたのか忘れるくらい爆笑可能だ。

捨てられるはずだった「肌着」でもこれだけ楽しめる。今一度、捨てる前に命を吹き込んでみてはどうだろうか?

はっきりいって、メチャクチャ楽しい。

#育児 #娘 #子供 #父親 #クリエイティブ #遊び

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