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フィリピンからビデオチャット

 先日、フィリピンの友人からビデオチャットが来た。相手は子供二人を持つシングルマザー。

 最初の子供の父親は日本人だ。この子は騙されている事に気が付いていなかったのでしょう。彼は日本企業の駐在員で日本に妻子がいるが、彼女には妻と別れてフィリピンで暮らすと言っていたらしい。
「*彼女は妊娠中に子供の名前の候補も私に相談していました」

 コロナ禍に入り、彼は日本へ帰国した。もちろん連絡も取れなくなった。私にも探してほしいと連絡が来たけど情報が少なすぎる。彼は最初から遊びだったのでしょう、重要な情報は何も教えていなかった。
*俗にいう現地妻

 私は出産する前にフィリピン政府と日本大使館に父親(養子縁組)だと認めて貰う事を進めたのだが、相手はのらりくらりだったらしい。出産前から申請しないと非常に難しい事になる。
(多分、養子縁組など人身売買が否定できない事もあるのでしょう。外国籍の人が養子縁組する事は世界中難しいのだ。出産前から自分の子供と言う事を相手の政府と日本政府に申請して認められないといけない)

 100歩譲って彼は養育費だけでも置いていくべきだったと思う。こんな事が日常にあるから貧困のループに陥る。

 ビックリしたのが、コロナ禍が過ぎていき連絡が来た時に彼女は、また妊娠をしていた。お~彼が戻って来たのかと思って聞いたのですが歯切れが悪い。でも新しい彼氏が出来て生活が安定するなら良いと思っていたけど、そこはフィリピン。

 フィリピンの男性は何故か超甘やかされて育つ。そして妊娠したら・・・「ランナウェイ」。シングルマザーが多くなる理由の一つだ。

 彼女たちは神からの祝福だからシングルマザーになる事に躊躇しない。(フィリピンは堕胎を禁止しています)家族ぐるみ?村ぐるみ?で子育てを協力するから、貧困でも大丈夫なんだよね。

 家族がいない場所でも近所のおばちゃんに預けたり、必ず誰かが協力してくれるから凄いと思う。

 彼女からの連絡は、またKTVで働き始めたと連絡でした。日本のキャバクラみたいな場所。実際問題として働いている女性の殆どがシングルマザーだ。多い店では6割強がシングルマザー、そのほかのキャストは彼女のようにシングルマザー予備軍なのだ。

 ほんとうに、逃げた日本人は責任を持ってほしい。そんな大きなお金なんて要らないから、子供が高校を卒業するまでは援助してほしいな。。

 

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