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いい写真ってなんだろう・・・?

写真家の幡野さんのワークショップに初めて参加したのが2023年の3月。
それから約1年。
2024年の1月に2回目のワークショップに参加してみて気づいたことを書き残しつつ、この1年間の写真を振り返ってみることにしてみた。

実は、ちょっとした自慢だけど、自分は幡野さんに写真を撮ってもらったことがある。笑
2019年に開催させてもらったTEDxHamamatsuに幡野さんにスピーカーとして登壇してもらった時にステージで撮ってもらった。
実は、これまでトークが終わったスピーカーさんをステージでお迎えした時に感極まってしまったのは後にも先にも幡野さんだけだ。(お恥ずかしい。。。)
それだけ、自分にとっても思い入れが強く、登壇してもらいたい!!と思って、登壇依頼のメールさせてもらったことを思い出します。

それはさておき、そのTEDxHamamatsuに登壇してもらった時から幡野さんから影響を受けたことがいくつかあった。その中でも特にこの二つは大きかった。
・写真をいつでも撮れるようにカメラをぶら下げて歩くこと。
・写真は、撮る人と、被写体との関係性を写しだすもの。

ということだった。

とは言っても、それこそ「エモい写真」「バエる写真」を狙ってしまったりして、いろいろな情報(Youtubeとか)に惑わされ、カメラの設定とかもコロコロ変えていた。

そんな中、やっとの思いで申し込みができた幡野さんのワークショップに参加。
内容には触れないけど、基本的には本に書いてあることがベースなので気になる方はこちらをぜひ読んでもらいたい!

ワークショップを受けてから、写真に対する考え方も変わったと思う。
下手だけどいい写真を撮りたい。と素直に思えるようになった。

あれこれ、影響を受けることも少なくなり、カメラの設定も変えなくなったし、撮り方もこれまでと違って構図とか難しいことは考えなくなった。
写真を撮ったら、すぐにプレビューで見返したりもしなくなった。
そんな時間があったら、たくさんシャッターをきるようになった。
撮る枚数も、今まで以上に増えた。
そして何より、RAWで撮って現像するようになった。
(これが一番大きい!)

そしてこの1月に2回目のワークショップに参加することができた。
今回のワークショップは1回目の内容に少し追加があって、そこが自分の中でも、どうしたらいいんだろう?と思っていたところでもあったので、とても楽しみだった。
今回も、本当に楽しかった!し、いいことたくさん教えてもらった!
(内容は、あんまり言わないようにします。笑 直接聞いた方がためになるし楽しいし!気になる方はぜひ参加してみてください。)
本当にあっという間。なんでだろう。前回もあっという間。
楽しい時間って、早くすぎちゃうよね。っていうのをいい歳して改めて思いました。
対面のワークショップは3月までは残念ながらもういっぱいみたい・・・・。

だけど!オンラインでの開催があるみたいなのでよかったらこちらを!

そして、Lightroomにたくさん保存されているライブラリをワークショップに参加した時から改めて振り返ってみた。
気づいたことは・・・・。
自分がその時、いい!と思った写真と、今、いいなぁと思う写真が意外と違う。ということだった。

なんでだろう・・・?って考えてみたら、その写真に思い出や、感想を言いたくなっちゃうのが、いいなぁと思う写真になってる、ということだった。

撮った時にはうまくバエる写真撮れたぜ!って思っちゃってた写真にはそんなに惹かれない。
決してタイトルをつけたいわけじゃなく、その時、思った言葉を写真に添えたくなっちゃう、そんな感じ。
そんな写真がいいなぁと思える自分にちょっと驚きだった。

ほんと文章40点、写真40点で合計80点狙いがいい。

その時、あ!と思い出したのは、先日のワークショップで教えてもらったこの本「さみしい夜にはペンを持て」でした。
そうか、そういうことか。と。

とても良かったので、読んでみてください。
中高生でも全然読めるし、むしろ、今のうちに読んどいて。。。。って思う。

このnote書いていたら届いたんだけど、このワタナベアニさんの本もかなりよいです!

さて、写真を振り返ってみたいと思います。(ちょっとハズカシイ。)
あ〜現像やり直したい!!と思うのもたくさんあったけど、あえてその時のままで。

1回目のワークショップで写真を撮る時間に行った、明治神宮のおみくじ。
大吉!とかがないのが面白かった。
ただみたものを撮ればいい、と言われてもなかなか撮るものが見つからなくて撮ったユニクロ
Lightroomの現像も慣れなくって難しかった
名古屋の湾岸線を京都方面へ。
ピンボケだけど、工場夜景見ながら、とあるイベントスタッフとしてよっしゃいっちょ頑張るか!
とワクワクしながら一人、車で走ってたのを思い出します。
豊橋市の佐奈川の堤防沿いを。
桜のピンクと菜の花の黄色を見ると、なんか春の空気を思い出せるから不思議。
東京のとあるイベントのボランティアに参加。自分にとってはとてもいい経験でした。
4泊のカプセルホテルは流石にしんどかった。今年も参加できるかなぁ。
このころから何故か急にある本を探し始めていろいろな本屋を巡り始める。
浜松のとあるマンションの一室の本屋さん。本のセレクトが色々あって面白い。
ゴールデンウィークに勢揃いした従兄弟たちとその家族。
集合写真は並ぶまでのプロセスが本当に個性豊かで面白い。
ソウルの広蔵市場の屋台街。
そんな乗り気なソウルじゃなかったけど本当にエネルギッシュで楽しかった!
これも後から見返していいなぁと思えた写真の一つ。
レゴのワークショップで作った2050年の未来。
そん時、俺は何歳になってるんだ、、、と思いながら。
ついつい撮りたくなってしまう自撮り。
東京って何回行っても、乗り換えとかよくわからない。
東京でのレゴのワークショップの終わりに友人と合流してのはじめてのどぜう!笑
思っていた以上に美味しかった!
もうなかなか手に入れられない「撮る人へ」
幡野さんの写真の本とセットでおすすめ。笑
これを探してたくさんの個性豊かな本屋さんに行けた!
ある意味では見つからなくて良かったのかもしれない。笑
サーカスなんて本当に何十年ぶりだったかな。
こうして人が集まるような催事やイベントが増えてきて良かったなぁと思えた瞬間でした。
名古屋駅近くで友人と
どて煮がめっちゃ安くて美味しかった!
たまたま京都でたまたま宿が取れて祇園祭に。こんなに観光客っぽく見物したのは初めて。
この頃、他の写真をみても現像がうまくいかなくて悩んでた模様。笑
これも改めてみて、なんかいいな、と思えた写真。
8月の在来線の車内にて。
足がまだ届かないのね。下駄、珍しいな。と思ってつい撮ってしまった。
京都下鴨神社の古本市。
たくさん本があるのは京都っぽい。だけど、お目当ての本はない。
雨が降り出したらどうなるんだろう。
代々木上原にある東京ジャミイ。たまたまネットで見つけて行ってみました。
昔に行ったイスタンブールのブルーモスクが懐かしい。
コーランの響きが心地よかった。
隠岐の海関の断髪式の時に撮った若元春関の後ろ姿。
最近は相撲を全然見ないので、誰が強いのかよくわからない。笑
北九州の旦過市場を裏側から。
北九州は昨年、何回か行ったけど本当にいい街。住みたいぐらい。
知人から、七五三の写真を撮ってほしい、と頼まれて。
ありがたや!と思いつつ、びっくりもして、下見で小國神社へ。
ちょっとづつ、撮ってほしいと頼まれることが増えてきてなんか嬉しくなる
TEDxSapporoにも参加してきた!
とっても元気もらえるトークが多くて楽しかった!
それにしてもステージが毎年素敵!
最近、集合写真を撮ってくれる人を撮るのが好きです。
さわやかは、だいたいの人が動画を撮る。
じっと我慢して声を押し殺して、ハンバーグを切ってもらって、
オニオンソースをかけてもらって、ソースの跳ねが収まるのを待っている。
友人の木こりさん。
このあと実際に1本木を切ってくれたんだけど、
狙ったところにちゃんと倒すところは流石でした!
骨折してから、しばらくスニーカーばかりだったけど
履けるかな。。。と恐る恐る履いてみたレッドウィング。やっぱりいい!
高校の同級生がやってる居酒屋「ふとっぱら」。もちがつおが一押し。
なんの魚の刺身なのか、いつも解説してくれるんだけど
早すぎてわからない!!笑 カメラ近いね。笑
友人が運営に関わっていたAMBIENT KYOTOへ。
昨年より規模も大きくなって素晴らしかった!!
地下空間が巨大なアートになっていて圧巻でした!
TEDxHamamatsuの運営チームがいつもお世話になってる中華料理屋さん。
クリスマスだからって、ケーキ持ち込んでも許してもらえるような仲なのです。
浜松駅近くのデパートの新館と旧館の連絡通路。
年末の慌ただしさが嘘のようにのんびり時間が流れてるようで良かった。
2023年の締めくくりはPERFECT DAYSでした。
音楽も、色も、映像も全て素敵の一言に集約される映画でした。
映画の時には決まってポップコーンを塩キャラメルのハーフで。
年明けはコロナ明け久しぶりに母校のバスケット部の初練習?初試合?の見学に。
怖い先輩たちもいて、ちょっとビビる。
これもカメラが近すぎる!
この映画も秀逸でした。
構成がPERFECT DAYS似てる感じもしていて。
COMPARTMENT NO.6 おすすめです。
初詣を東京からやってきた友人と法多山へ。
凶が多いことで有名なおみくじらしいのですが、
末小吉というなんとも言えない感じ。
年始最初の京都への旅は、鈍行でのんびり行ったんだけど、
途中下車で寄った大垣のうどんの朝日屋さん。
うどん屋だけど、何故か中華そばとカツ丼が有名。もちろん、めちゃうまい!
京都のMUCA展が最終日で行けて良かった!
たくさんのアーティストの作品があって素敵でした。
今年もアート展たくさん行きたいな、と。
幡野さんの2回目のワークショップの前日にキース・ヘリング展へ。
伝えたいことがどの画にもちゃんと入ってるのがわかってとても良かった。
そしてそして。ワークショップへ。
今回は練習で氷を撮ったけど、自分はリンゴを撮ろうとおもう。
他の皆さんも描いてるけど、
本当に贅沢なワークショップで。
小池さんが作ってくれるランチが美味しい!!

今年ももたくさん撮っていこうと思う。
特に教えてもらった光と距離を意識して撮って、きちんと振り返りをしていきたい。

好きこそものの上手なれ、なんていう言葉がある通り
まずは楽しんでやること。これが一番かなと思う。

だけど、それにはまず最初にある一定の型(正解と言い換えてもいいかもしれない)みたいなものがあるということも今回のワークショップで学んだことだし、それって、他の習い事でも、社会でも、どこでもおんなじことなのかな、と思う。

最後になりますが、今回も幡野さんはじめ、小池さん、狩野さん、辻さん、本当にありがとうございました。

写真を撮るのがこんなに楽しいとは!

追記
幡野さんが現像してくれた写真が届きました。
ちょっと調子に乗ってました。すみません!
っていうぐらい、すごかった。
読んでくださった方に現像の凄さをわかってもらうための参考と、おい、Jumbo、まだまだ調子に乗んなよ!という意味も込めて載せておきます。

幡野さんの現像
自分の現像

静岡県浜松市でTEDxHamamatsuのfounder/organizerとして活動中。 https://tedxhamamatsu.com/