頼もしい人になれ ※新入社員

採用の仕事をしているのですが、やりがいと言えば採用した人が仕事を覚え、活躍しているのを目の当たりにすることです。それ以外にないと思います。

新卒で入社し、仕事の手順を覚え、言われことをやるのが第一段階。
それで止まってしまう人もいるのですが、その次の段階へ進む必要があります。

管理部門における新入社員の成長

例えば、管理部門で、労務管理や経理の仕事であれば、全体のルールを深く理解し、社内の人に説明ができて、相談に乗ることができる。

管理部門の仕事は法律や国の制度変更に振り回されることがよくあります。
労務であれば、労働法や社会保険の改正、経理であればインボイス制度のような新たな仕組み。めんどくさいし、やってられない。けど会社である以上、法律は守らなければならない。
そういうことをきちんと理解し説明する。社内のルールも理解して、説明できる。

4年前に新卒で入社した社員が、1年前に中途入社で入社した50代の社員と知識を共有し、年齢も経験も差が大きいものの、同僚という立場で話し合いながら間違っていないか(そして合理的であり妥当であるかを)確認し、他部署の先輩にきちんと説明している姿を見て感慨深いものがありました。信頼できて、頼もしい。

採用して良かった。入ってくれて良かった、と心から思いました。

仕事に謙虚に向き合う。やりたいとかやりたくないとかじゃない。
最初のうちは、謙虚に、貪欲に仕事を理解し、深めていかなければならないと思いました。

一方で実際やっていることと比較して自己評価がとても高い人もいるわけでして、なかなか難しいです。

一度鼻をへし折ればいいのか?
…今の風潮からすると、そういうんじゃないですよね



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