#389 新しいプロジェクトはここから始める
さて、今日のテーマは「新しいプロジェクトはここから始める」です。
今日は、新規プロジェクトのキックオフミーティングでした。
こういったミーティングの際に僕なりに気をつけていることが実はあります。
これから、新しいことを始める時のヒントになれば幸いです。
自己紹介とお知らせ
僕は、某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。対象者の課題と向き合うことはもちろんですが、スタッフのストレスやチームの運営にも日々向き合っています。
このnoteでは、仕事の考え方や医療者としての働き方、コミュニケーションや人間関係、ストレスマネジメント、作業療法に関するさまざまなテーマを取り上げ、日々の感じたことを自らの解釈として記録しています。
読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
以下お知らせ。
◾️第28回福岡県作業療法学会
来年行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました!noteで「学会長の奮闘記」を定期的に書いてます。マガジンでまとめてますので、よかったら!
◾️湘南OT Interaction
「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら。!
それでは本題に入っていきましょう。
プロジェクトをチームの取り組みにする
キックオフミーティングで一番に意識していることです。
どのようなプロジェクトも、最初は誰かの発案から始まっています。
今回のプロジェクトに関しても、僕の発案から行われることになります。
そのため、
僕自身はそのプロジェクトの、
敬意、意味、背景、結果、理想 などについては理解しています。
それは、感覚的に自分の中に刷り込まれており、僕自身にとってプロジェクトを行うにあたっての違和感はありません。
ただ、どんなプロジェクトも一人で進めることはできません。
そこの集った協力者のみんなにとっては、そのプロジェクトを行う必然性のようなものがまだ理解できていないと思います(今回はその内容については置いておきます)。
ですので、最初の時点ではそのプロジェクトはまだ「発案者のモノ」です。
これは「チームのモノ」にしていくためのミーティングが最初のキックオフミーティングの役割です。
だから、このミーティングで話さないといけいないことは、
「プロジェクトをどう進めるか?」ではなく、
「このプロジェクトの意味」についてメンバーが理解することにあります。
自由討論を行う
プロジェクトに対して主体的に動けるメンバーが多い方が、
プロジェクトの成功率はもちろん上がるわけです。
だからこそ、最初のミーティングでは、
「チームにとってこのミーティングにどんな意味があるか」
「現状のチームにとっての問題は何か」
「どんな方向性がチームにとって必要なのか」
などについて議論していくことが必要になります。
また、これらの議論を行うにあたって重要なことは、
「メンバーが主体的に話をする場面を設ける」
「メンバーの意見をチームが認識する」
ことであることです。
これからプロジェクトを一緒に担っていく仲間としての位置付けを作っていくためには、
そのプロジェクトに対して、それぞれの役割やそのスタンスを知ることにあると思います。
プロジェクトに対する疑念や、これからの不安などを曝け出し、
そのミーティングの中で共有する。
そこから、どのように進むか?
その課題をチームとしてどのように乗り越えるか?
そういった議論が展開されることで、プロジェクトは1人のものからチームのものになります。
もちろん、これはプロジェクトの最初の時点での話です。
ここから迂用曲折があることは百も承知です。
それでも、最初にチームとして取り組むスタンスを作るための議論が必要になると思います。
キックオフミーティングで硬くなりすぎず、まずはお互いを知り合うように議論を進めることが必要ですね。
今日は以上になります。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
ではまた。
◾️質問箱
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