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[インド高速鉄道]ムンバイ・アーメダバード間の高速鉄道プロジェクト(MAHSRプロジェクト) #6!

本当に遅れているのか!?

先日投稿した記事で鋼トラス橋梁のうち、特殊橋梁GAD1134について架設工事が遅れているのではないのかと投稿しました。
現地状況はGoogle Mapからの情報しかないので、あまり断定できませんでした。
GAD1134 NHSRCLと検索してみます。

Google検索

検索するとビックリすることに、GAD1134の図面がすべてダウンロードできました!!

GAD1134図面

図面の左したにNHRCLの青いスタンプが押してあるので正式なものと理解してよいでしょう。

GAD1134一般図

きれなトラス橋ですね。詳細(Design Conditions)を見てみましょう

GAD1134 Design Conditions

GAD1134は、橋長さ70mの単純桁、直線桁ですね。

E250とE350の鋼を使用していて結構ごついトラス橋です。設計最高速度は350km/hで設計されています。これはJR東のハヤブサの設計なのでこの速度なのでしょう。

図面左下にP-1(B),P-4パッケージと記載されています。
P-1(B)が土木建設工事で、P-4はトラス橋の制作運搬なのでパッケージが違うので二つのパッケージが記載されています。

GAD1134図面

あとで3Dモデルで復元したいと思います。

話は戻って、GAD1134の進捗ですが
なんとすでにGAD1134は架設されていました!!

NHSRCL HP GAD1134

しかし、P4の工期が2022年10月までで、P4パッケージで一番早い工事のGAD1134の架設工事が2023年9月ということを考えていると全体的には遅れている可能性はありそうです。

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