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TRAVELING GAIA

2008年TRAVELING GAIAという「人の想いが世界を繋ぐ」というプロジェクトを思いつき、制作した。
その時の想いのメモを発見 2008年11月29日に書いたものの他いくつもメモを発見。何十個もあるHDDの中からあるデータを探していた時に、偶然見つけた。

ここに記します。

このプロジェクトは、、、
私がガラスボールに出逢った事から始まる。
ガラスボールの存在を知人宅で知り、これは地球だと私が叫んでいた所、
そのガラスボールを私は知人からもらう事になった。
私はこのガラスボールをガイアボールと名付けた。
それは地球の生命体をガラスの中に封じ込めた様であるから。
今後このガイアボールが自分自身のプロジェクトに関係してくると感じた。
それから数ヶ月間このガイアボールを眺めつつ
自分自身の過去、現在そして未来について考えた。
今までの自分自身の言動を改めて、何のために生き、そして私が世の中のため、
人々のため、自分の心が喜ぶために何ができるだろうか考えていた。
自己探求の日々が続いた。

今まで、幾人もの人々と繫がりを求めて、意見の交換をしてきていた日々はすっかり変わり、少人数の大切な人々と大切な限られた時間の共有をする日々に変わった。
心に余裕ができ、人を見る目も変わっていった。
心に余裕ができた私は人の事を想い人にプレゼントをする様になった。
”人の事を想い、何かをその人に直接逢って渡す“
その行為、一連のプロセスそういうものが大切であり、そういう事柄をプロジェクトにできないかと思い始めた。
そして私は気づいた。
あのガイアがそのプロジェクトに大きく関係する事を。
自然、動植物が好きな私はガイアを創り人にプレゼントしようと思った。
プレゼントは自分にとって大切な人に渡す
そしてその行為が続いていけば、やがて大切な人を想う気持ちは
人々を通じ世界を繋ぐ事ができるのではないかそう思った。
その瞬間、私は使命にも似た何か大きな目的を胸に秘めて
自分の中でこのプロジェクトをスタートし始めた。
私はまず、私にとって大切な世界を繋ぐ8人のキーパーソンを選んだ。
その8人に「あなたが想い描く地球、そしてその地球の中に1~8までの数字に伴った個数の物質を中に入れてください」
と8人に言い、それぞれが想い描く地球、そしてその中に入れるものを待った。
そのプロジェクトが動き始める頃、私はふと思った。
ガイアボールが今世界のどこにあり、どの様な人がどのような人に渡しているのか見る事はできないのか、、
そこでアイデアが浮かんできた。 作るガイアの中にURLを入れて、もらった人が自分のプロフィ―ルを書き込み
WEBでそのガイアの居場所が分かる様にしようと。
そして私のガイア職人の日々が始まった。
ガイアの形を型取りガイアを創り始めた。
8人それぞれが想い描くガイアに入れる物質を預かり
ガイアを創っていった。

ガイアの制作は思ったよりもスムーズに行っていたが
試作を重ね色々問題が出てきた。
そして人々を巻き込まないとこのプロジェクトは完成しないため
人々との意見の交換でいくつか問題があった。
何度もあきらめようと思った事があった
制作はうまく行かない事もあった
しかしそんな時、私の手元にあるガイアが話しかけてくれるように
“人の想いは世界を繋ぐことができる”
その言葉が強く浮かんできた。
「もうすでにこれは私だけのプロジェクトではない
このプロジェクトをある一人の男が考え、行動に移し
世界を繋ぐ小さな一歩を踏み出さなければならない」
自分に強く言い聞かせ
そして数ヶ月後、8つのそれぞれのガイアが完成し1つの場所にガイアを集めて
想いを封じ込めた。
「人の想いは世界を繋ぐ」
こうしてプロジェクトがスタートした。


このプロジェクトは始める事が大切であり
結果よりもプロセスと行為が大切である。
このプロジェクトの行方は分からない、
しかしこのプロジェクトが続いていく限りそこには
人と人の繫がりと人を想う気持ちが続いていくと思う
インターネットが無い村、言語環境が全く違う国
そういう所でこのガイアは止まってしまうかもしれない
それでもいいと思う。
その後、数十年経ち、旅行者がそれを発見したり、
育った子供が勉強しそのガイアの意味を知る時が来るかもしれない
その時またこのプロジェクトが再始動したならば、それほど嬉しい事は無い。
文化や言語環境、住む環境の違いは様々だと思うからこそ
このプロジェクトが続いている事はその枠を超えて
想いが伝わっていっている事だと思う。
世界を繋げる大きなアクションも 目の前の人を想う小さな一歩から始まる
明日も笑顔でワクワクできたなら幸せです


誰かが 想い描いただけで その想い描いた ものが強く少し行動に移しただけで    世界を変える事ができる 一歩になっている    それは派生していき 想いは想いを連鎖させ    人の想いが人を繋ぎ 人が繫がる事によって 世界は繫がるという事
人種、性別、年齢関係無しに    何かを思う大切な人を想う気持ちは変わらない
そう思うと すでに自分自身は世界と繫がっている 自分の想いは世界と繫がっている
One person's positive thought, followed by a small action to show it, can change the World for the better.
With a ripple effect, positive thought and action will spread out from person to another all around the world.
Regardless a difference in race, gender, generation, one can have a positive thought over someone we cared for.
Yes, we are all connected under our feet.  Yes,  WE ARE ONE !


TRAVELING GAIA
このプロジェクトは人の想いが世界を繋ぐというもの
GAIAがGAIAを旅する(地球が地球を旅する)
神聖な巨木がずっとそこにあり、何百年も世界を見ている様に
GAIAが人を伝って行くとき、GAIAは世界を見ている。
そこに人の想いをのせて、世界をまわる。
人を想う気持ち、その人に逢って渡すという行為
一連のプロセスに意味がある。
全ては人との繫がり
GAIAに想いを込めて、GAIAを8個制作しそのGAIAを大切な人に渡す
そのGAIAにはURLとパスワードがありそこにアクセスすると名前等入力する
フォームがある、そこに自分自身の情報を入れると、大元のWEBに反映される
大元のWEBには今どこにあり、誰がもっているか分かる
そのGAIAをフレームにおさめてどこかの風景、自宅等GAIAの今いる場所を写真で撮り
アップする そうする事でGAIAが旅している感覚を視覚化できる
その他、オプションの機能を随時考案
このプロジェクトは生きる事と同等の遊び
要するに遊びの様ではあるが、世界を繋ぐ真剣なプロジェクト
本気でこのプロジェクトをしたいと想う人だけで、スタートをきりたいと思います


遠い昔の記憶を思い出した
それは今生きているときでないときの記憶を
私はどこかに向かっていた
何かを探していた
それは 今私が持っているものを 隠す場所
その場所を探していた

私はあるものの研究に携わっていた
それは世界を変える程の大きなもの
それは世界の調和が取れるという構想
それは世界を統一する程の大きな力

それを手に入れ、世界を自分のものにしようとする者が現れた
それは一人ではなく何人もいた 
世界は幸せになるどころか争いが増えた

私は思った その世界を変えるものが
世界を悪い方向に変えているのではないかと

だから私はそれを持って 逃げた
それを世界のどこかに隠そうとしていた
誰にも発見されない場所に

私の最後の使命は、それを完成させる事ではなく
それを破壊する事、それを隠す事であった
その様に感じ私はそれを持って姿を消した

人々の目は私を追いかける 
人々の目は私を見ている
人々の目は全てを疑っている
人々を見ている私の目は既に白くなっていた

そして遂にその時が来た
私はそのものをエジプトの砂漠に埋めた
いつか誰かがそれを発見し世界を調和に満ちた世界にしてくれる事を願って

そして数千年が過ぎて
2008年
遂にその時が来た



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