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私的映画感想。「ブルージャイアント」を観た感想文を友に

ブルージャイアント 映画を見た
熱いそして泣けた ジャズの映画としか知らなかった
何かでチラッと話題を見かけて全く記憶になかったんだけど友達がすごい熱量で「めっちゃ感動するし見てください! 」と伝えられたので次の週に早速見に行った。


お客さんはまばらで空いていた。

主人公「ダイ」が仙台から東京に来て10代でジャズの聖地にて最高のセッションをするという。

ダイは真っ直ぐ本当に真っ直ぐな奴だ。
私の映画の見方は自分に重ね合わせ映画のストーリーが展開しながら頭の中で自分のストーリーも展開していく。

2022年そして今2023年私は多くを失った。
人生を再度復活させようと力んで仕事にも励んだが力み過ぎて問題を起こした。

ダイの様にがむしゃらになる夢がなくなった。
私は何のために生きるのか? どこに向かうのか?
幼少の頃から考えている命題がまた40代で目の前に大きく大きく現れた。

だからこそ、このダイの生き方が眩しい。
私ももう一度目の前のことややりたいことに打ち込むそんな情熱を取り戻そうと思った。


映画を観ながら色々考えた。
教えてもらった友達に感想文をこの様な形で送ろうと思ったのもその一つ。 
熱く熱く影響を受けた、映画を観た時に色々考え何かしらのアイデアや行動を起こそうと思った。
思った。

あれ。

映画上映後から16時間が経って今この文章を書いているんだけど、何を思ったんだろう。。。。

とにかく熱く影響を受けた 笑



ここで終わろうと思ったんだけど
数時間後、もう一度ストーリーを振り返ってみる。

主人公「ダイ」に心打たれたことを書いてみる

1、努力を続け夢を追いかけている
その姿勢。ジャズを愛していること、それが彼の荒々しさと演奏時の迫力に繋がりその姿勢と演奏力が人を惹きつける。 劇中、人に面白いと言われるところ。

2、真っ直ぐなところ
メンバーそして他の方達にも真っ直ぐ自分の想いを伝えている、特にピアノのクールなユキノリに対し泥臭く熱く真っ直ぐなダイ。 この対比が面白く、少しダイに似ている私は40代になっても企業さんやクライアントに熱くぶつけてしまう時がある。。
これが今回裏目に出て迷惑かけたんだけど。。

3、1、2にも少し関連する 自分を生きてるとこ
人目を気にせず自分の想いで生きている。それは今の自分にとって一番必要なこと。
彼が自分で思ったことを真っ直ぐ愚直にやりきって人を巻き込んでいく。 私は、いつの間にか周りの人や企業など人に共感されたく気に入られたく、人の望むものを作っていったところ、私のしたいこと表現したいものはなんだったんだろうか、着想家のアイデアマンの私はプロジェクトや企画が無数に出てくるが、、 本当にしたいことはこれなのだろうか? 死ぬ前に最後にやりたいこと1つに絞ってやるとしたら何? と問いかけられたら何をしたいのか見失っている。
どれもしたいことでもあったけど、どれもしなくてもいいものだったのかもしれない。
ダイにとってのジャズは目指す夢であり、生き方そのものであり、人生なんだ。 
まだ10代ということはあるだろうけど、それでも影響を受ける。


私が10代の時、東京に音楽をしに行こうと思って、来た。
18歳のラストライブでは300名くらいの人を呼んだ。高校生バンドだったが、勢いはすごかった。

それ程の熱い夢は20年以上走ってくると次第に、お金、仕事、現実の中に埋もれて消えていったのかもしれない。そして、幼少の体験に紐付きただただ「楽しく幸せに生きる」それを求めていたのかもしれない。本当は何を望んでいるんだ?


2022年家族というような人とも最後を迎え、仕事も自分のお店も何もかも失った時、自分たった独りがそこにいた。仲間に言われた、「自分と一番に一緒に共に居るチャンス」じゃないかって。だから2023年はそれをする。
そっか自分と共に居るね。今までなにかと20年追われて生きてきた。ナニモノになるために走ってきた。ここで立ち止まって自分自身のことを考えてみる。

ダイの人生にもそういう時が来るのだろうか?

人生終わったと、昨年考える時もあったのかもしれなかったけど、気づいたら何も始まっていない。 ただただ生きていること自体にも意味があり。またここから生き直せばいいだけ。自分の人生は創り放題

ダイがジャズに出逢いサックスを手にして愚直に夢に向かって生きる様に、自分の中のジャズとサックスを見つめ直し2023年は生きていく。

夢はいつからだって追いかけたらいい。

ブルージャイアントを見て。

映画に関する画像は公式Twitterから引用

@bluegiant_movie

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