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耽典籍

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2020年5月の記事一覧

『美術手帖』新しいエコロジー、来た!アートからみた気候危機、持続可能性、生物多様性、サーキュラーエコノミー、人新世、地球。

2019年ノーベル経済学賞エスター・デュフロ&アビジット・バナージの新刊が出てたので購入。その名も『絶望を希望に変える経済学』。すごいタイトルだ、、、。今この状況下で読んで、何を感じ学べるだろう。

AIと一緒にグローバル気候マーチを歩けるか?『ノヴァセン』ジェームズ・ラヴロック(NHK出版)(エシカル100考、97/100)

AIと一緒にグローバル気候マーチを歩けるか?『ノヴァセン』ジェームズ・ラヴロック(NHK出版)(エシカル100考、97/100)

AIと一緒にグローバル気候マーチを歩けるか?

「ガイア理論」提唱者である科学者のジェームズ・ラブロック(御歳100歳!)の『ノヴァセン』を読んで、上記の問いが浮かんできた。

「ガイア理論」とは、地球全体(無機物も、あらゆる有機生命体も含む、コロナウィスルだって)を「自己調整システム」「ひとつの生きた生命体」ととらえる考え。

人間と自然というように分離対立してとらえるのではなく、それぞれが相互

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御歳100歳のジェームズ・ラヴロック『ノヴァセン』をサクッと読了。テクノロジーの未来と、自然環境の一部としての人間と、がガイア仮説という全体を有機体として一体にみる思考から語られている。