フォローしませんか?
シェア
稲葉哲治
2018年7月14日 23:52
人事は、「切磋琢磨」という言葉をどう捉えているのだろう。古典はいつも新しい。論語の解説書はいろいろな切り口から出されていて、こんなアプローチもあるのかと思いながら読むのが楽しい。能楽師の方が書いた『身体感覚で『論語』を読み直す。』は、古代漢字をもとに、その象形を身体性に置き換えつつ読む試み。当時の漢字に新登場した「心」に焦点をあてた考察が面白い。・・・ながら、気になったのは別のこと。「
2018年7月13日 01:41
社会哲学としての仏教のうち、「華厳」には世界の全体性というか、システム思考的な要素があるらしいと聞いて読みだした『華厳とは何か』。第一章にある「そうした問題意識を自覚するとき、仏教の縁起観、とりわけ華厳の時間・空間双方に展開する重重無尽の縁起の思想は、何か未来の世を開く世界観のヒントを与えてくれるのではないか」をいう一文に期待が高まる。EDAYAで言い続けている『「わたし」と「社会」のリ・
2018年7月8日 09:34
ネパールと日本の終わりなきチャレンジの物語、届きました。人が真摯に七転八倒しながら歩む姿を人間らしいと尊ぶなら、まさにユマニスムの本。そしてヒューマニズムはユーモアに通じるように、じんわりと可笑しさの滲む本。アンジャナさんと小嶋さんの、沢山の失敗が綴られている。社会に向けた取り組みは正解がない。ゴールがない。何かやれば必ず反作用がある。だからずーっと失敗を続けることになる。圧倒