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おつきさま

今年は、晴天の満月に恵まれた年でした。
明日から師走になり、11月と同じ27日に令和5年最後の満月を迎えます。
この満月に大きな違いがあるとすれば、今月は18:16が真満月だったので、真円の満月を撮影することができたのですが、小雨混じりの天気でその時間に月を見ることは叶いませんでした。12月は真円が9:33なので、早朝の月入りを狙う方が真満月により近い撮影ができそうです。
トップの画像は、11/27の早朝に撮影したカットで月入り直前なので、ウサギさんが逆立ちをしています。また、朝陽の影響で月出のように赤みを帯びた色彩です。

11/28の月入り直前の満月

この画像は、真満月から約10時間後の右下に少しだけ蝕があるものです。

11/28の月出の様子

真満月から24時間を経て翌日の月は、ウサギの耳辺りに蝕を感じます。
クレーターンらしき凹凸があり、影がでることで陰影が際立ったのだと思います。
太陽は、天体観察の対象としては日蝕の時にしか話題になりませんが、月は天気の良い夜にはいつでも観測の対象となる地球にとって近くて最も大きな星です。
太古の昔から月にまつわる様々な話と想像は、この星が人類にとって肉眼で観測のできる天体のロマンであることが理解できます。
今月は、あいにくの天気で真円の満月を観察できませんでしたが、来月は今年最後の満月を楽しみたいと思います。

ミノウミウシが月を愛でる的な合成画像

今回、真円の満月が撮影できなかったので、外した満月もどきを載せても面白くないので、デスクトップにあった画像と合成してみました。

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