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大学内の仕事

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大学の教員は、授業と研究が主な仕事になります。大学内となると優先すべきは授業となり、その関連をまとめた内容になります。
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スクーバダイビング実習(閉講)

スクーバダイビング実習(閉講)

 2024年2月22日(木)に十数年前に立ち上げた本科目が満了しました。
これまで閉講した関連する科目では、スイミング理論・実習、スキンダイビング理論・実習、フリーダイビング実習など、潜水(スクーバダイビング)のメソッドやフィロソフィを向上させる授業を担当してきました。理論・実習に関しては、非常勤講師時代の科目なので、2000年代初頭の実習です。

 時代の変遷や履修者のニーズを考慮しながら、自分

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スクーバダイビング実習

スクーバダイビング実習

 今年度は、あと1回だけ同様の実習があります(本日2月23日に修了しました)が、これまでに何回この実習を担当してきたのだろうか。
大学の非常勤になったのが2000年で、そこから数えても単純に22回はやっています。近年は、夏と冬の2回やっているので、少なくても授業責任者として30回はやっていると思います。さらに学外講師の時代から同様の授業に技術指導者として携わっておりますので、大袈裟ではなく40回程

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才能の変化

才能の変化

 世界的な騒動が世の中や生活を支配し始めて1年以上が過ぎました。
私生活では最大限に罹患しないような対策を講じ、それも習慣化されて、ひとつのルーティンにまでなりました。これは、節目の1年の備忘録として記述します。
 私は大学で教員をやっていますので、教えることが仕事の一つです。1年前に始まった教え方も定着してきて、教材のアップデートを繰り返しながら、学生の反応を見ながら、今も授業を進めています。2

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学びと教えの(一つの)終着点

学びと教えの(一つの)終着点

 3月22日に、清水校舎で学位授与式がありました。
午前と午後に学生が研究室に来ました。別れを惜しむように、これまでを懐かしむように、話は尽きません。
 この合計数時間の対話に長さも短さもありません。お互いの記憶をたどり、これからの未来に対する不安の解消に助言し、たった人生の4年間という時間の濃厚さをお互いに認識して、この期間よりも今から何倍にも続く関係性の面白さを別れの言い訳に代えて送り出すこの

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潜ること

潜ること

仕事と研究が連動していて、その方法が趣味であることから、今現在の状況は人生で最高の時である。
大学を退職しても学術研究を続けられる先輩はいらっしゃるが、私がそうなることは今のところ考えていない。なので、あと10年もすると仕事と趣味が一緒の人になる。

6月に入って、やっと海へ出ること、潜ることの自粛を解いた。
長かった。ダイビングを18の時に始めて2ヶ月も潜らなかったことは今まで無かった。30の時

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