サードアイ ep 5 額の封印
俺は元いたベッドの上に座らされ、五人に取り囲まれた。見回すと全員、風変わりなやつらばかりだった。三つ子なのか、全く同じ顔をしたモデルみたいな背の高い女たちが、同じポーズでにらみをきかせている。ちょっとでも下手な動きをしようものなら一瞬で封じられそうなオーラに、さすがにこっちも気圧される。その後ろには、なよなよとしたやつが、女どもの影にかくれるようにしてこっちの様子をうかがっている。残りの一人、白衣を着た小柄なおっさんが、道化師みたいな足取りで前に出てきて、素っ頓狂な声で話し