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妻の仕事と夫の“サポート“?

数社へのエントリー、そして一次二次と面接をサクサクこなし、しかし最終面接を乗り越えることができず、ついに手駒がなくなった。

死ぬほど落ち込んだ私を見かねた夫は優しい言葉をかけてくれたのだけど、なんだか他人事みたいなコメントばかりで腹が立って喧嘩になった。

コロナ禍の影響で、私はここ数年フルフレックス&リモート自由自在!という夢のような環境で仕事をしてきた。そのため私と夫はお互いの業務状況を共有して残業を譲り合う、といったことを一切せずに仕事をしてきた。

今回の転職を通して感じたのは、前職の環境はもはやレアケースだということ。物理出社は当たり前のように発生するし、残業だって会社でしなければならない。我が家の環境は大きく変わる。

この状況にどう対応していくか、夫に意見を求めても返ってくるのは「サポートするから大丈夫」「なんとかするよ」といった言葉ばかり。

毎日残業&22時帰宅がデフォルトのアナタが、私をサポート。そして何より、サポートという単語のチョイスは合ってる?

私が独身だったら私だけの転職活動だけど、結婚して子どももいる今となっては、これはもはや家族の転職活動だ。

夫がどんな働き方をしたいのか。子どもに負荷をかけることを親としてどこまで許容するのか。アナタが考えていることを知りたい。
だけど、返ってくるのは「君が納得できる形がいいと思う」的なコメントばかり。優しいけど、他人事すぎて悲しい。

私が納得できる形。それは大切なことだけど、あなたが納得できる形にすることだって同じように大切だ。子どもの気持ちも同じだよね。

だから、今後のキャリアと家族のあるべき姿をどう形作っていくのか、ちゃんと話したい。なぜかというと、私たちはチームだから。

ということを、今夜夫と話そうと思う。
私が欲しいのは「サポート」なんかじゃない。

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