ヒーロー

誰が決めたのか1月16日はヒーローの日らしい。

僕は小さい頃からヒーロー番組(スーパー戦隊、仮面ライダー、ウルトラマンとか)が大好きでずっと見ていたわけだが、

大体の友達は大きくなるにつれてヒーロー番組から離れていくのだが、僕はそんな友達に隠してヒーロー番組をずっと見ていた。

大人になっても見ていた。

家族や周囲から大丈夫かコイツと思われていたものの、ありがたいことにヒーロー番組関係の仕事をするようになって一切そう思われなくなった。

確かにヒーロー番組やヒーロー映画というのは子供向けだったりする。

でも、そんな簡単にここからここは子供向けって言う境界線があるようなことではないとも思う。

実際、アイアンマンとかスパイダーマンとかアメコミヒーローものは子供から大人まで楽しめるエンターテインメントとなっている。

しかし世の中は、ヒーローものは子供向けという偏見に満ちている。

この偏見は、僕も作ることがあるヒーローショーをはなっからお遊戯みたいなもんだと思い込んでいる大人たちのそれと同じなのである。

やはり許せないのが、「子供向けのチープなやつ」と思われることだ。

どれだけ命をかけて人々が子供たちに夢を与えるためにヒーローというものを作り上げているか。

だが、意外と人は気づいていない。

世の中のドラマや映画は、大体ヒーローものだということを。

そんな事も知らずにヒーロー作品をなめてる偉そうな役者とか業界人がいる。

そんな人たちは人として持ってなきゃいけないものがないからしっかり目を覚まして欲しい。

そもそもヒーローものとはなんなのか。

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