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道真を見えない世界から倒した男

陰陽師不吉なことを占いによって予測し、家に引きこもる物忌などのアドバイスを行なっていました。

必要に応じて攻撃も行いました。
実際に呪う対象がいて、相手側も気をつけていたとしても、何とか呪うために結界の外に出させるなどのやりとりが行われています。
かつてはそんなことが当たり前として行われていましたからね。

有名な事例は菅原道真への攻撃です。
見える世界での出来事としては、藤原時平にハメられて左遷され、失意の中で亡くなったというのは有名です。

この時代ですから、見えない世界からの攻撃も背後に広がっているものです。
道真は呪詛を受けていたからです。

時平は陰陽師に命じて呪詛を行なっていました。
冥界の神々を祀っている陰陽師は、紙で作った呪いの形代を宮城の四方に埋めて道真を呪いました。
そもそも学問の神として祀られるくらい優秀な道真が多少ハメられたくらいでその地位を失い左遷されるというのもおかしな話です。
見える世界と見えない世界の両面から貶められてしまったのでしょう。

きちんとやっているのに、うまくいかないとかそんなことはありませんか。
運命に調和していなかったり、誰かから攻撃されていたり、案外見えないところに原因はあったりするものです。
見えない世界のことを知ることはそういった問題を防ぐことにも有効です。
興味のある方はぜひ一緒に学んでいきましょう。


これからも良い記事を書いていきます。