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密教と気功

興教大師の五輪九字明秘密釈という本があります。

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密教の教えだけでなく、五行論だったり、医学だったりと様々な影響があったのだということが垣間見れます。

たとえば、肺(金の気)が病んでいるとすれば、火は金を溶かしますから、火の気が活発になっているのではないかと考えるわけです。色で言うなら赤というのは火の気を持っていますから、赤い色をイメージした後に、徐々に赤を薄くしていき、最終的に金の気を持っている白い色をイメージにしていくと病が良くなるということです。
ようするに剋す側の気を持った色をイメージして、剋される側の色に変化させていくと言う方法です。

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内臓の気と色の気を考えてイメージしたと言うことで、これも気による身体へのアプローチということですね。

気功もそうですが、見えない力をやる上で、自然哲学などの古代人の叡智というのは理論として非常に重要です。
ただ、不思議なことができるというのもすごいことですが、どうしてそんなことができるのだろうかと中身が分かっていくことは力を発揮することで自信になります。この業界の苦労は理解できない人の好奇の目というものがマインドブロックになりかねないと言うことです。
理論と実践をバランス良く学んで深く学んでいきたいと思う方はぜひ一緒に学んでいきましょう。


これからも良い記事を書いていきます。