宗教性と脳科学
日本人の多くは無宗教なんて言われます。
だからと言って信仰をしていないわけではありません。
宗教ではなく、習慣で初詣に行きます。
バレンタインデーは製菓企業の企画です。
七五三は記念写真のイベントです。
クリスマスは恋人同士のイベントと、おもちゃ会社の戦略です。
そこに宗教性なんてありませんね。
と言う気もしますけど、本当にそれだけでしょうか。
では、宗教的行事はどうして無くならないのでしょうか。
たしかに宗教性は無くなっているかもしれませんが、行事は続いています。つまり、心の奥底には宗教心があるからです。
第二次世界大戦以降、GHQの政策によって、日本人の体質に合わない食材の提供し、肉体面を弱らせました。
天皇陛下の人間宣言で、天皇を中心とした一致団結の精神を奪いました。
さらにGHQが奪ったものとして日本人の宗教性があるわけです。
江戸幕府が弾圧しても、隠れキリシタンが後を絶たなかったことを考えれば宗教性はあったわけです。
日本各地に神社仏閣が山ほど在りますしね。
世界の宗教建築の数々はパルテノン神殿をはじめとして遺跡となっています。
しかし、歴史の長い日本にしては宗教遺跡が少ないです。
なぜならば、日本人は宗教施設が火事や戦争で壊れれば直してしまうので遺跡にならないのです。
これこそ宗教心です。
イベントと化した宗教も、単なるイベントならば、流行が廃れる時が来るはずです。
宗教なんて怪しいと言う人がおみくじを引いて、お守りを買っているのは、宗教心そのものです。
GHQは、宗教を奪ったことからも分かるように、それだけ宗教心が人間にとって大切だということです。
宗教心は間脳視床下部に働き掛けます。
間脳視床下部は、体温調節やストレス応答、摂食行動や睡眠覚醒などの生理機能を協調して管理しています。
実はもう1つ重要な役割があり、アイデアが浮かんだり、天命を受ける中枢の部分です。
そうなるとアメリカとしては、日本が逆らうアイデアとかは封じ込めなくてはいけなくなりますから、天からのメッセージを受け取らせないようにするわけです。
そのために、日本人には宗教を怪しんでもらう政策が取られました。
宗教に頼りっぱなしの人は問題ですが、宗教を生きることは大切です
たとえば、悩み事がある時に、お寺で読経し、説法を聞いていると、悩みが解決した経験があるでしょう。
これを仏知を得ると言います。
問題のある宗教は実際に存在しますが、そのせいで宗教が怪しいというのはおかしなことです。
凶悪な事件があったから、日本人は危ないと思うでしょうか。
見えない世界というのはとても重要です。
しっかり学んでみたいと思われた方は一緒に頑張りましょう。
これからも良い記事を書いていきます。