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命令と行動

命令に従うのが好きと言う人は中々いないでしょう。
たとえ、部下だって命令で動いているわけではなく、様々な準備が功を奏しているにすぎません。
命令を下すというのは、事前準備により100m走のスタートラインで構えさせている相手に対するピストル音ようなものです。

集団に対して組織的行動を取らせるためには統率が不可欠ですが、これが事前準備としてできているからこそ、指揮が取れるのです。

すなわち、集団の各個人に対して全能力を発揮して、指揮されようという気持ちを起こさせ、その気持ちのエネルギーを統合して効果的に活用すると言うことです。

一言で言うならばやる気を起こさせると言うことです。

やる気は原則として四つの法則があります。

成功することです。
利益(お金に限らず)を得ることです。
恐怖(罰など)を得ることです。
魅力を受けることです。

指揮するにあたっては、手順を踏むことで相手のやる気のエネルギーを効果的に発揮できます。

・この状況ではどうすれば良いのか考えていることです。
・適時、意思決定をすることです。
・タイミング見計らって命令します。
・いかに実施されたか確かめてフィードバックします。

要するに準備からの命令につながるわけですね。

とはいえ、相手を見極めるのも簡単なことではありませんし、ましてやどのフェーズなのかをつかんでいくことも難しいことです。
見えない世界のことを知り、相手のことが分かるようになるとそういう指揮も取りやすくなるでしょう。
現実に活かした見えない世界の力の研鑽方法というのはありますから、興味のある人はぜひ一緒に頑張りましょう。


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