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学術

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学と術に関するマガジンです。占術、霊術、霊学、陰陽道など、学や術、あるいは道に関する理論や概論をご紹介しています。
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#医療

道鏡の実力

成功はしませんでしたが、女帝に取り入った道鏡がいました。 あまりにも大きな事件だったため…

死生観と見えない世界

安楽死について考えているのは医者や法律家というのが現状ではありますが、聖域を守ることに一…

医学は死に無知

医学の側してきて役割は否定しようがないです。 多くの実績があるのも事実です。 しかし、難…

頭の固い連中に翻弄される患者たち

罪の意識にさいなまれ、その思いを取ることであの世に旅立ったおばあさんの話がありました。 …

禁術、裏式

いざなぎ流で呪詛を祓いますが、その儀式において、式王子を駆使することで、病魔を祓うことが…

バラバラの魂を戻す

中国の法主公教では、病気というのは魂が散乱している状態だと信じられてきました。 逆に言え…

式王子

高知県のいざなぎ流では、式神に似た存在としての式王子というのがいます。 いざなぎ流で儀式を行うにあたり、取り分けと言って、あたりのマイナスのエネルギーを取り除く作業を行います。 取り分けに使った御幣は、最後に穴に埋めるわけですが、その上に石を乗せて蓋をします。 この時に高田の王子と呼ばれる式王子を呼び寄せるための御幣を石の横に立てるのです。 高田の王子というのは、石や岩を象徴するような存在です。それがそばにあることで、埋めた穢れは外に出てこられないようになるわけです。

呪禁道概論

いろいろあって、今では陰陽師は悪いものを祓うことが中心になってきています。 そのお祓いの…

神の意志と東洋医学

この世に生きていく者として、神様の意志を知りそれを味方につけることは大切です。 しかし神…

全体から診る

五行の観点から人の身体の状態を診ることができましたね。 ビクビクして色々な物事が心配にな…

東洋医学の太素とは

黄帝内経には太素というものがあります。 かの弘法大師も太素を学びました。確かに弘法大師も…

東洋医学の診方

東洋医学というものについて、先日説明したときはとても反響があり、全体のバランスということ…

西洋医学と見えない力

病気への対処として見えない力を駆使することは、昔からたくさん行われてきました。 しかし、…

枕草子と修験道の病気祈祷

修験道にも病気に対する対応があります。 修験道では護法童子を式神として使います。 枕草子にも護法童子を病人に乗り移させて病に対処しようという描写があるくらいです。 昔から護法童子はそのくらい身近な存在だったということですね。 そもそも、護法童子というのは不動明王の両脇にいる矜羯羅童子と制吒迦童子のことです。 色々な童子の中でもリーダー格の二神であり、その配下に三十六の童子がいます。さらにそれぞれの童子にも、万を超える数の童子がついているのです。 物凄い数のグループとい