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学術

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学と術に関するマガジンです。占術、霊術、霊学、陰陽道など、学や術、あるいは道に関する理論や概論をご紹介しています。
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#戦略

劉邦の参謀

紀元前206年から4年間にわたった漢楚決戦において項羽に大敗して敗走した劉邦は、かろうじて洛…

小牧長久手での人間関係の隙

家康は小牧長久手の戦いで、突然反転するという謎に見える進軍で大きく勝利しました。 色ヶ根…

小牧長久手の奇をてらった進軍

小牧長久手の戦いで家康は陰陽論を活かした戦い方を展開しました。 家康は主力を率いて、小幡…

チャンスからの意表

朝倉義景の家臣が寝返るという小さな出来事で、これを大きなチャンスと言い出した信長の鋭さと…

信長の弱点を見出す目

物事の変化から弱点が生まれ、それを確実につくということが重要でした。 それをうまくやった…

クリティカルなポイントを見つけるには

物事は一定の法則に基づいて動いています。 この法則を理解すれば状況が変わって、そこから相…

混水摸魚と陰陽

兵法には有名な三十六計があります。 たしかに三十六におよぶ作戦があるのですが、相手もそれを知っていればたちまち見破られてしまうと突っ込みたくなるものもあります。 とはいえ、中には見事な策もありました。 それが、20番目の兵法である混水摸魚です。 相手がすごい場合、魚で言うならばとても捕まえられない様な相手ということです。 水を引っ掻き回して、濁らせて、疲れさせてフラフラになったところを狙えばそんなすごい魚でも捕まえらえると言うことです。 つまり、相手の精神を撹乱し、判断

陰陽でラポールを築く

相手に反応を与えて本心を把握していくわけですが、表に出さないタイプには手を変えていかなけ…

運命の変化に調和した経営者は不況に勝負に出る

陰陽論を用いた開閉の戦略は歴史の中で使われてきました。 その後、マキャベリも似たようなこ…

秀吉と家康の陰陽駆け引き

戦国時代も末期になると、秀吉と家康の二強になってきます。 1584年3月、二人が激突したのが小…

陰陽論を理解していた信長の戦略

桶狭間に勝利し、美濃を滅ぼし、将軍を擁立して京都入りを果たした信長。 しかし、これを契機…

大国からの説得

蘇秦は元々秦の恵王に作戦を提案したものの、受け入れてもらえませんでした。 その後、張儀が…

蘇秦の弱者への説得術

鬼谷子のいう揣摩は良からぬ企みということではなく、相手の心理を具体的に推測するというもの…

同盟と交渉

必死に蘇秦は研究を続けました。 そして太公望の兵法を会得したのです。 そこから独自の遊説術である揣摩を確立していきました。 相手を納得させるための方法ですから、早速実践をしていきます。 まずは、趙王です。 うまくいき、宰相となりました。 秦は連衝策として同盟を結んで他の国を攻撃してこようとしますが、それを破るためには合従策として、東の6カ国が結び秦に対抗するしかありません。 その説明を行ったことで、6カ国同盟を結ぶための特使として財宝を采配して各地を遊説して回り、同盟に成