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DD後の最後の関門

こんにちは。ユニコンの照井です。

DDが進んでいき、ほぼ完了し、特段大きな問題もない。ここでの
大きな問題がないというのは、基準期の調査では問題ないということである。
DDをする際は、昨年度末の決算をもとに行うことが多い。

そして最後の関門は、昨年度末の決算から直近の業績が昨年度と同じくらいで推移しているかを必ず確認されるということである。

これは買い手の立場になればわかるが、一番大事なのは直近の数値であり、ここが基準としている昨年度と同じように推移していれば、問題ないとなり
すんなりとクロージングに向かう。

ただ、仮に基準期の業績より落ちていたとしよう。買い手とすると一番大事な直近の業績が落ちていることは非常に気にする。そうすると、業績が落ちている要因を再度調査をしたいとなる。
場合によっては価格の相談がくる。

このようにならないためにも、進行期の業績をしっかりと保てるようにマネジメントしていくことが大切である。とはいっても業績は色々な要因があるので簡単にはいかないことなのだとは思うが。。。

このようなケースは結構多く、我々も最後に一番気をつかうポイントでもある。

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