家計簿でBSを作ってみる
こんにちは。ユニコンの照井です。
4月から新入社員になった方は、決算書を読めるようになると今後のビジネスが面白くなるので是非勉強したら良いと思います。(色々な決算書の読み方という本が出ているのでそれを見て勉強したり、株式を購入することでその企業の決算書をみて勉強するのもありだと思います。)
初歩的なこととして、
決算書をわかろうとする際に、家計簿でPL・BSを考えてみると良いかもしれません。
例えば、
貯金が1000万円あって、住宅ローンが3000万円あり、購入した住宅が4000万円であったとする。(わかりやすくするためにここでは減価償却は考えない。)
一方で
年収が800万円で、年間使うお金が600万円だとする。(ここでも単純化するために税金を考えない。)
さてこのときのPLとBSはどうなるか。
BSは、流動資産として現預金 1000万円 固定資産として 住宅 4000万円 負債として住宅ローン3000万円 そうすると純資産は1000万円+4000万円ー3000万円=2000万円となる。
一方で、PLは
売上(収入) 800万円 支出 600万円 で 利益が200万円
ここで注意しないといけないのは、銀行の返済は、PL上には計上されません。ですので利益の200万円から返済します。この場合仮に100万円ローン返済しているとなると、
キャッシュフローは、200万円ー100万円=100万円となります。
つまり、100万円が手元に残るということになります。
ここのところを結構勘違いしている経営者もたまにいます。「なんで利益が出ているのに、お金が残らないんだ」と思っている方はここをもう一度注意してみてください。
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