見出し画像

スチル経験者が一眼ムービー撮影に挑戦するために知りたいこと、調べたこと。

はじめに

最近発売されているミラーレス一眼カメラには必ずと言って良いほど本格的なムービー撮影機能があります。おそらく、ミラーレス一眼カメラを購入した人はムービーに対してざっくりと以下のように考え方が分かれていると思います。
・スチル撮影しかしないので、ムービーは撮らない
・スチル撮影向けに買ったけど、ムービーもちょっと気になっている
・スチルもムービーも撮るよ
・ムービー撮影のみ

この記事では、
・スチル撮影向けに買ったけど、ムービーもちょっと気になっている
に当てはまっている私の思いを書いて行きたいと思います。同じような境遇で悩んでいる方の参考になれば幸いです。一緒に成長していきましょう。

私は、ニコンのZ 7とシグマのfpを所有しています。どちらも本格的な動画撮影ができる機種です。とりあえずオートで撮ってみて、「きれいに撮れた!すごいなぁ」と関心するところまでは体験しました。おそらく多くの方がとりあえずは試しているのではないでしょうか。
ただ、その先にある、スチル撮影のように撮りたい(撮ってみたい)画を撮るというのは、なんだか敷居が高いです。WebとかYoutubeで調べても本当に基礎的な概念だったり、ピンポイントの知識だったり、情報が散漫しているように感じます。

スチル経験者がムービー撮影で知りたいこと

私が知りたいと思ったのはカメラの具体的な設定です。シナリオをどういったシーンやカットの構成にするかで躓く人もいると思いますが、シナリオの考え方はけっこうWebで検索すると出てきます。
Youtubeでは例えば「撮ってみよう→編集してみよう」「おすすめ機材の紹介」と言ったものが多く、撮影時にカメラはどういう設定をしているかを紹介してくれる方が少ない印象です。とりあえず色々と試してみれば良いだろうという考え方もありますが、頭で理解して試したい人間なのでご容赦くださいませ…。

スチルだと作例には必ずと言っていいほど
・使用機材(ボディとレンズ)
・開放f値
・シャッタースピード
・ISO
の情報がありますよね。flickrではExifから得られる情報もあります。
こうした情報から同じような表現にするにはどうするか、Lightroomなどで現像をすることができます。
こうしたスチルの設定ように、ムービーにも設定があるはずです。
先人のビデオグラファーのみなさま、「設定が知りたいです!!(切実)」

スチル経験者がムービー撮影をするために調べたこと

ムービーはどうやらフレームレートとシャッタースピードを基にして考えた方が良いみたいです。

 フレームレート

・24fps→映画と同じ
・30fps→テレビやYoutubeなど普段見慣れているものと同じ
・60fps→スローモーションを使いたい場合など
あとは120pなどもありましたが、イマイチ使いドコロがわからずでした。

 シャッタースピード

・24fpsや30fpsでの撮影の場合、シャッタースピードは1/50(関東)、1/60(関西)にする。
・60fpsでは1/100(関東)、1/120(関西)にする。
fpsは1秒間のコマ数です。30fpsは1秒間で30コマ。シャッタースピードはfpsの数値より低くできないらしいのですが、最近のカメラでは低くできるものがあるとのことで、どういう原理なのかこれも良くわかりませんでした。

それと、スチルで考えると1/50とか「ブレるのでは」と思ってしまいますが、ムービーでは、そのブレが違和感なくスムーズな動きとなる要因となるそうです。関東と関西で設定が分かれるのは室内撮影時の蛍光灯などの照明でフリッカー対策となるようです。

また、野外晴天時の撮影や、明るいレンズを使用しての撮影で露出オーバーになる場合では、シャッタースピードで調整するのではなく、NDフィルターで調整するそうです

ISO

「固定値にする」と良く見ますが、具体的なことはわからず。おそらく撮影中にISOがコロコロ変わることは編集とか露出が安定しないなどの観点ということなのでしょうか?どこかで固定値とオートでどのような差が出るか試してみたいと思います。 

解放f値

(たぶん)写真と同じ考え方で問題なし。

フォーカス

動きモノの撮影でなければ基本的にはマニュアルフォーカスにする。

ホワイトバランス

ホワイトバランスの数値を合わせて撮った方が後から編集で処理しやすくなる。(特にカメラ複数台で撮影する場合)
RAWやLog形式での撮影の場合はオートでも良い?→イマイチわからないのでどこかで試してみます。

 解像度

・8K→再生機器、撮影機器ともに限られるため、現状はほとんど使われない。
・6K→対応する撮影機器が多くなってきたが、4Kほどではなくまだまだ一般的ではない。
・4K→再生機器、撮影機器ともに普及し、主流になりつつあるが、ストレージコストが掛かる。
・FullHD→現在の主流。
・HD→Webでは現在も主流。

 ファイル形式

・MP4→現在、最も一般的に使用される動画ファイルの形式
・MOV→Appleの標準動画形式
・RAW→ムービーでもRAW形式の撮影が主流になりつつある。後からホワイトバランスや黒潰れ、白飛びの調整が容易にできるが、ストレージコストが掛かる。
・Log→ダイナミックレンジを広く残せるため、後からの調整が容易。RAWほどの自由度はないが、ファイル容量は小さめ。撮影時の難易度が高いとの情報あり。

bit数

8 bitだとちょっと不安、10 bit以上は欲しいと良く見かけました。

編集ソフト

編集になると一気に情報量が増えます。Adobe Premiere Proだと使い方からトラブル対応まで書籍、Youtube、ブログ記事など多くの情報があり、一通りできるようになるのではないでしょうか。
また、シネマカメラとかで有名なブラックマジックデザイン社がDaVinci Resolveという編集ソフトを提供しています。ほとんどの機能が無料で、編集から書き出しまでDaVinci Resolveで完結できるそうです。特にカラーグレーディング(スチルでいう現像)が優秀だそうで、私もfpをCinemaDNGというRAW形式で撮ったものはDaVinci Resolveでしか編集できないとのことなので、試してみたいと思っています。

まとめ

ここまで私が一眼ムービー撮影で知りたかったことを、ブログ記事やYoutubeで調べてスチル経験者の目線でまとめてみました。どこを参照したかはちょっとまとめるのが大変なので控えます…。もしかしたらというか、間違った解釈をしているものがあると思いますので、もし何かありましたら、お手柔らかにコメントで教えていただけますと幸いです。
また、私の考え方が根本から間違っていると思われた方、ぜひどうしたら良いか教えて下さい!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?