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「来世で会おう」という考え方

私はもともとスピリチュアル系の話が好きだ。
小学生の頃によく見ていた(番組名は忘れたが)宜保愛子さんが出ている番組は特に好きだったし、「午後は〇〇おもいっきりテレビ」でみのもんたが夏休みを取っている期間に放送される「あなたの知らない世界」も大好きだった。当時はいろんな心霊番組やUFO系の特集番組が放送されていた気がする。

宜保愛子さんのお話は大好きで、図書館で「死後の世界」を借りて読んだりした。輪廻転生に関する話が載っていたと思うが、死んだ後も別の人間に生まれ変わるという世界観が面白くて好きだ。

実際に前世の記憶を持ったまま生まれてきた人の話なんかを聞くと、興味津々で信じたくなる。実際そうなのか、そうじゃないかというのは割とどうでもよくて、ロマンがあるなあ、という感じで好き。

以前好きだった人とどうしても別れなければいけなかったとき、もう永遠に会えなくなる、悲しい、辛い、無理、の苦しい無限ループだったところから、ふと、「もう無理だけど、来世で会おう、本当に縁があれば」と輪廻転生を取り入れて考えてみたら、この人生これで終わりではなく、その向こう側にまたポジティブなものがある気がして、腑に落ちる感じがして、自分の中のある意味「執着」を手放して、別れを受け入れることができた。

これから私は親を見送ったり、周りの人を見送ったり、もしくは自分が見送られるかもしれないけれど、この人生での愛しい人たちとは、きっとまた来世でも会えるさ、と考えてみると、現世だけで考えるとどうしようもない寂しさなんかも、紛れるような気がする。

ヨガの哲学でも輪廻転生というのは基本的な考え方で、輪廻転生ありきの生き方や哲学が5000年も前から存在している。ながーい、俯瞰の視点を持てるので、こんな考え方も取り入れると面白い。

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