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#1743 発散したら、選択して収束する

子どもたちの話し合いが停滞する。

なかなか対話が活性化しない。

その原因は、「発散」と「収束」が混沌と交じっているからかもしれない。

なので、「発散」と「収束」の過程を明確に分けるようにする。

まずは、ブレーンストーミング的に思いつくままに意見を発散してもらう。

「正解」「不正解」を気にすることなく、とにかく量を出させる。

その後に、いくつかの候補に絞り込むようにする。

KJ法でまとめてもよいだろう。

そして、
「どの意見が自分と近い?」
「どの意見に賛成?」
「どの意見が一番大切だと思う?」
と問い、「選択」を迫るのである。

これにより、意見を収束させることができる。

さらに、選択した理由を子どもたち同士で話し合うようにする。

これにより、広がった意見を深める話し合いにすることができるのだ。

子どもたちは「選択」をすればよいので、簡単に話し合いに参加することができるだろう。

話し合いを活性化させるためには、意見を発散させたあとに、「選択」によって収束させればよいのである。

ぜひ、話し合いの授業で活用していきたい。

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