#1689 発言は美味しく、板書は精選して
子どもの発言をどこまで板書すべきか?
確かに子どもの発言を全て拾い、全て板書してあげれば、子どもは喜ぶだろう。
しかし、時間がかかってしまうし、後から黒板を見返したときに重要事項がわからなくなってしまう。
そこで大切になるのが
「発言は美味しく、板書は精選して」
である。
子どもが全体の前で発言したときは、その意見を必ず価値付けるようにする。
つまり「フォロー」をするのである。
これにより、全ての子どもの発言が「美味しく」なる。
しかし、それを板書するかは別問題である。
板書すべきものは精選していくようにするのだ。
「見方・考え方に関わるもの」「ねらいに迫るもの」「他とは別視点のもの」など、価値ある意見を取り上げ、板書するようにする。
そうすれば、後で黒板を見返した際に、重要事項が明確にわかるのである。
「発言は美味しく、板書は精選して」を意識し、子どもの発言をフォローしたり、板書したりしていきたい。
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