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#1737 春休みに授業計画を立てるのは早計である

今年度の春休みは意外と余裕があったため、1学期の授業計画をある程度構想することができた。

これで1学期の教材研究の時間を大幅に削ることができると思えた。

しかし、これは早計であると気付いた。

春休みはまだ、担任する子どもたちの実態が分かっていない状態である。

そんな状態で授業計画を立てても、それがうまく機能するはずがない。

授業計画というものは、「教材」と「指導法」だけではなく、「子どもの実態」もかけ合わせる必要がある。

「子どもの実態」を考慮せずに構想された授業をしても、目の前の子供たちに響いていかないのである。

芯を喰った実践をすることができないのである。

現に道徳の授業において、春休みに構想した授業を実践しても、子どもたちが全然ノッてこなかった。

興味や注意を惹くことができず、退屈そうな姿が見られた。

やはり、子ども不在の教材研究は危険なのだ。

したがって、春休みに授業構想をするのではなく、学級開きを終えて、子供たちの実態を把握してから授業を構想するべきなのである。

アセスメントをもとに、授業をデザインする必要があるのだ。

授業は「教材」「指導法」「子どもの実態」をかけ合わせて構想するのである。

ぜひこれを忘れないようにしたい。

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