#1713 帯指導で鍛えよう
低学年の子どもたちは、なにかとやんちゃである。
授業と休み時間の区別ができていない。
そのため、授業開始の号令がなかなか揃わず、タイムロスとなる。
また、それに伴い、教師のイライラも増す。
そこで導入したいのが「帯指導」である。
これにより、休み時間と授業の切り替えを実現することができる。
号令をいちいちせずとも、シームレスに授業モードに切り替えることができる。
まずは、「号令を廃止すること」「廃止する意図」「帯指導で切り替えること」を子どもたちに明確に伝える。
そして、以下のような教科ごとの帯指導を取り入れていく。
〇国語→漢字スキル音読、漢字スキル練習
〇算数→10マス計算、九九の歌
〇生活→「わくわくずかん はかせけんてい」
〇音楽→習っている歌の歌唱、鍵盤ハーモニカ練習
〇道徳→本日のテーマについてホワイトボードに書く
また、学級経営でも使える。
〇給食→給食準備、後片付けのタイム計測
〇学級目標→達成度ミーティング
〇係活動→時間・場所・物を確保してのミーティング
〇あいさつ→「あいさつ級表」の活用と奨励
このように、継続して帯指導をしていく。
それが、授業モードへの切り替えと、身に付けたい力の育成につながる。
ぜひとも、上記のような帯指導を取り入れ、継続していきたい。
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