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#1595 本を買おうか悩む~既刊本と近刊本~

今のような冬のシーズンには、春休みに向け、各教育書出版社が続々と新刊(近刊)を用意している。

私は各教育書出版社の「近日刊行案内」のページをブックマークしているので、いつでもチェックするようにしている。

そして、チェックしてみると、「読みたい本」がたくさん目につく。

有名な大学教授、好きな教育実践家の本は本当に買いたくなる。

また、デザインが秀逸で目につくような本も購買欲求をそそる。

しかし、そんなにたくさんの本を買い、読む必要があるのかどうか悩んでしまう。

たしかに今は「近刊」状態なので、まだ世には発行されていない。

だからこそ、「早く買いたい」「早く読みたい」「誰よりも先に情報を知りたい」という気持ちになる。

思い返してみれば、私は「近刊本」には興味がわくが、「既刊本」には興味がわかない傾向なのだ。

しかし、時間が経てば、「近刊」状態の本も「既刊」状態となる。

既に世に出回った状態となる。

私は、このような「既刊本」は特に読みたいとは思わない傾向にある。

また「既刊」なので、そこらの書店にいけば置いてあることが多い。

気になったときは、その「既刊本」を書店でパラパラとめくってみればよいのだ。

なので、「自分が買いたい近刊本も、そのうち既刊本になるのだ」と割り切ってしまえばよいのである。

このような心持ちでいれば、全ての「近刊本」を買おうとしなくなるはずである。

「いつか既刊本になる」
「いつか本屋に行ったときに読んでみよう」
と割り切れるのだ。

このように考えることができれば、むやみやたらに本を買うことはなくなるだろう。

この思考を大切にしていきたい。

では。

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