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#1633 魚釣りをして、みんなでとった魚を味わう
この記事を書こうと思うきっかけとなったのは、以下の記事である。
これらの記事でも述べた通り、現在「オーセンティックな学習」か「自己学習」か『学び合い』のどれを志向していけばよいのか迷走しているからである。
特に、「個別最適な学び」の系譜である「自己学習」と、「協働的な学び」の系譜である「オーセンティックな学習」のどちらを重視すればよいのか迷っている。
「自己学習」の重要性も、「オーセンティッ
#1741 イエナプランを取り入れた自由進度学習
今回は岩本歩氏の著書『イエナプラン教育を取り入れた自由進度学習』からの学びを整理していく。
・単元進度表の作り方
➀指導書の単元目標の確認
②指導書の各時間の目標、教科書の問題の確認
③単元のゴール、時間数の目安を記入
④1時間ごとのめあて、進め方を記入
⑤1時間ごとのめあてに合うドリルの内容を確認・記入
⑥振り返り項目を記入
・単元進度表に書く項目
➀ワクワクする単元名 ②単元のゴール ③時
#1739 なぜ説明しても伝わらないのか?
私は下記の記事でも述べた通り、低学年相手の指導に苦労している。
説明が全然伝わらないのである。
こちらの意図・意思が通じないのである。
そんな悩みを抱えていると、ある1つの書籍に出会った。
今井むつみ氏の『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?」という書籍である。
この書籍を読み、自分が書いた記事がある程度、的を得ていることを確信できた。
今回は、この書籍からの学びをまとめてい
#1735 一斉指導ができないから自由進度にする?
今、私の中で混沌としている問題がある。
それは「この子供たちには一斉指導が機能しないから自由進度学習を取り入れる」のか、それとも「自由進度学習に慣れさせてしまうから、この子供たちに一斉指導が機能しなくなるのか」という問題である。
現状のクラスの子供たちの様子を見ると、明らかに「一斉指導が入らない状態」である。
そこで「自由進度学習」を取り入れ、個に応じた指導を展開していきたいと思っている。
#1734 宿題を「やらせる」という愚行
現代の教師は、「宿題」という名の課題を子供たちに課す。
恥ずかしいことに、未だに私もその一人である。
宿題が「できる」子供は、きちんとやってくる。
一方で、宿題が「できない」子供は、「忘れました」と言い訳を言い、やってこない。
これを教師は見逃さず、「休み時間にしなさい」とその子供を叱りつける。
子供は完全に「受け身状態」となっている。
そして、教師に「やりなさい」と言われた子供は、休
#1733 概念型探究の理論と実践
今回は『思考する教室をつくる-概念型探究の実践』という書籍からの学びを整理していく。※海外書籍の邦訳版のため、日本で取り入れられるものだけを示すようにする。
1 概念型探究とは何か?
・探究型学習×概念型学習=概念型探究
・探究型学習のスケール
➀構造化された探究:内容・方法を教師がコントロール
②導かれた探究:内容は教師がコントロール、方法は子どもが選択
③オープンな探究:内容・方法を子ど
#1732 自己調整学習×自由進度学習
自己調整学習では、「予見-遂行-内省」のプロセスを、学習者である子どもが踏むことになる。
「今日学習すべきこと」を予見段階で見通す。
「自分に合った学び方」で遂行段階で学ぶ。
「自分の学びはどうだったか」を内省段階で振り返る。
これにより、「個別最適な学び」に近づくことができる。
しかし、この「自己調整学習」の理論を活用するだけでは物足りない。
授業が依然として、
「本時の学習内容を教
#1729 学級会にファシリテーション技術を援用する
学級活動(1)における「学級会」の授業では、ファシリテーション技術を援用することができる。
ここで言うファシリテーション技術とは、以下の6つを指す。
①インストラクション:説明
②クエスチョン:質問
③アセスメント:分析・翻訳
④フォーメーション:隊形
⑤グラフィック&ソニフィケーション:可視化・可聴化
⑥プログラムデザイン:設計
以下、それぞれの技術をどう援用していくか、その具体例を示して
#1728 「活動あって学びなし」にならないためには?
現在、総合的な学習の時間を中心とした「探究的な学び」に再度注目が集まっている。
しかし、ややもすると、このような探究的な学びは、「活動あって学びなし」と揶揄されることが多い。
それは、見栄えのよい活動だけを行い、子どもたちに何の資質・能力も身に付いていないからである。
これを脱却し、子どもたちに「探究」のプロセスを経験させ、かつ確実に資質・能力も身に付けさせることが重要となる。
例えば、「