リモート会議で使う英語表現
英語でのリモート会議が苦手な人は多いのでは? リモートならではの表現もあります。
てりたまです。
監査法人で30年強、うち17年をパートナーとして勤めました。
顔出しのリモート会議が増えて、海外の人たちとのコミュニケーションがとりやすくなりました。
英語のリモート会議でよく使う表現を挙げていきます。
ミーティングの開始時
まず出席者が全員いるか確認しましょう。
参加するかどうか分からない人がいたら、どうしますか?
"call"はもともと電話で話すことですが、電話会議に使われるようになり、顔出しのリモート会議でも使われています。
"Let's have a quick call."と言うと、「電話でちょっと話そう」というよりも「パッとリモート会議をしよう」という意味で使われることが多いように思います。
さっきまで一緒に別のミーティングにいた人なら、すぐに入ってくれそうです。そんなときは…
結局大事な人が遅れることが分かり、一旦解散して、10分後に開始しよう、ということもありますよね? そんなときは…
と言えます。
途中で抜けないといけない場合、開始時に言っておく方がよいですね。
リモート会議の途中
音声をミュートにしたまま発言、リモート会議でありがちですね。
そんなときは、こう言ってあげましょう。
通信環境が悪くよく聞こえない場合は、
こう言われても、どうしようもないことが多いですけどね。
リモート会議で、よく画面の共有をしますよね?
対面に比べてリモート会議では、誰かが発言している間は黙って聞いていることが多くなります。
「途中で割り込んでいいよ」という場合、こんなように言っておきましょう。
"jump in"に替えて、"weigh in"や"chime in"も使えます。
途中で抜ける時間になったら、
リモート会議の終了時
リモートの場合、対面のミーティングよりも伝わっていないことがあります。内職しやすいことが理由かもしれません。
終わる前に、重要な点を繰り返しておく方がよいでしょう。
"recap"は"re"にアクセントがあります。"recaptulate"という舌を噛みそうな言葉の略語らしいのですが、"recap"としか聞いたことがありません。
"Let me summarize…"でもよいと思います。
誰かにまとめてもらったら、"Thank you for the recap."、"That's a great recap."などと労をねぎらいましょう。
もう一点。
ちょっと気を張るミーティングであれば、最後に頭を下げて終わることが多いと思います。
海外とのリモート会議の場合は、逆に顔を挙げて、手を振って終わりましょう。
おわりに
この中で一つでも二つでも、皆さまのリモート会議に役立てていただければ幸いです。
ここに紹介した以外にも、リモート会議でよく使う表現はいろいろあると思います。何か思いつかれたら、コメント欄かTwitterで教えていただけませんか? この記事に追加します。
私はアメリカ、ヨーロッパ、中国、東南アジアの人たちとのリモート会議が多く、特に地域性はないと思っていましたが、ひょっとしたら会計事務所というアメリカナイズされた組織だからかもしれません。
「これじゃ通じないよ」と思われる表現もあれば、お知らせいただけると参考にさせていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この投稿へのご意見を下のコメント欄またはTwitter(@teritamadozo)でいただけると幸いです。
これからもおつきあいのほど、よろしくお願いいたします。
てりたま
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